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概要
「もう授業をしたくない」そう思っていた23歳の初任者教員が、アクティブ・ラーニングの実践者へと変わっていった過程を取材しました。若手の先生、指導者・管理職の先生はぜひご覧ください。
※所属等の各種情報は撮影当時のものになります
編集部にある中学校の先生からメールが届きました。
そこには、教師としての理想と現実に悩む23歳の初任者教員の想いが赤裸々に綴られていました。
教師としても社会人としても1年目の春、大学で研究してきた様々な数学教育をいよいよ生徒たちと実践するんだと期待と少しの不安を抱え教師生活がスタートしたこと。
しかし、実際に授業が始まると、居眠りやペン遊び、説明を聞かず一人でワークをこなす生徒たちなど、思い描いた授業とは程遠い現実が待っていたこと。
居眠りをする生徒を目の前に、「もう授業をしたくない」と思ってしまったこと……。
読んでいて胸が締め付けられる内容でしたが、メールの後半、様子が変わりました。
勤務校の校長先生から「Find!アクティブラーナー」を紹介され、花園中学校の福島哲也先生の授業動画を視聴したことをきっかけに、「こんな授業がしたい」と思うようになりました。
新しい授業スタイルを勉強し、授業のあり方を変えました。
すると、寝る生徒はいなくなり、主体的・協働的に学習に臨むようになりました。
その後も、他の先生方の授業動画をたくさん見て、研究をしながら実践をしていますと……。
「この事業を続けてきて良かった」そう思わせていただいた、メールでした。
メールをくださったのは、山形県鶴岡市立鶴岡第一中学校の佐賀井隼人先生です。
今回、取材班が佐賀井先生に直接お会いして、取材をさせていただきました。
「もう授業をしたくない」そう思っていた23歳の佐賀井先生が、今、何を想い、どんな授業を実践しているのか。
また、鶴岡第一中学校の阿部正道校長先生(当時)にもお話をお伺いしました。
教育の在り方が変わっていく中で、どのように学校として先生方とアクティブラーニングに取り組まれているのか。そして、佐賀井先生はじめ、若手の先生方の育成についてもお話いただいていますので、指導者・管理職の先生はぜひご覧ください。
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