'17年度 グランプリ「松川カルタCreators」中1~3・チーム・社会貢献チャレンジChallenge Cup 2017 グランプリ「松川カルタCreators」 [16分45秒]
概要
チャレンジカップとは、一般社団法人日本チャレンジ教育協会が主催する小学生~高校生を対象とした、「自分で決めた目標に挑戦する」大会です。
チャレンジカップ公式サイト
大会にエントリーした子ども達は、勉強であったり、スポーツであったり、地域貢献活動であったり、それぞれが挑戦したい分野で参加をしますが、半年後の目標を決めることが全員の参加条件。
その目標に対して、どれだけ本気で挑戦し、どれだけ成長できたかを全国の教育機関の専門家達が審査し、最終的には東京で開催される「グランプリ決定戦」で日本一を決めます。
このチャレンジカップに参加し、目標に向けて半年間一生懸命頑張るという経験を通じ、子ども達が素晴らしい成長を遂げています。
Find!アクティブラーナーはこのチャレンジカップを応援し、チャレンジャー達の過去の発表動画を公開しています。
同じ年代の子ども達には、間違いなく明日から一歩前に進む勇気や気づきを与える発表ばかりですので、ぜひ、生徒の皆さん、お子様にご覧いただいてください。
「松川カルタCreators」 発表概要
「カルタ作りを通じた地域交流」
人口15000人の松川町を、もっと良くしていきたい。地域の人達と交流しながら松川のためになることをしたい。
中学生が町のために何ができるのかを考えるため、地域の人たちと話し合いをしながら多くのアイデアを出していきました。「大名行列」「ウォークラリー」「松川の野菜づくり」。
その中でも特に、
・作りながら地域の人たちと交流できる
・作ったもので交流を深めることができる
・松川を全国に発信できる
というこの3つの観点から「カルタ」が候補に挙がり、松陵中学校のメンバーは、「松川の良いところをカルタにする」というチャレンジに取り組み始めました。
まずは、題材として町の良い点を探るべく、商工会と相談し祭りでブースを出展。
呼び込みをしながらカルタ作りをアピールし、模造紙2枚がびっしり埋まる200以上の題材を集めました。
慣れない読み句や説明文の作成を、地元の企業とも協力しながら作り上げ、絵札づくりは、お店や病院、駅などにポスターを貼り、募集をかけます。 地域の人、特に大人だけでなく小学生にも参加してもらおうと、小学校にも依頼をし、冬休み明けにはたくさんの450を超える絵札を送ってもらうことができました
こうして大勢の人達を巻き込み、松川の子供からお年寄り全ての人の協力を得て生まれたカルタは、世界中のどこを探しても見つからない1つだけのものとして完成しました。
「東北地方は大きな震災を経験しましたが、幸い松川は大きな被害はありませんでした。もし大きな被害がこの松川を襲ったとしたら、私達は助け合えるのだろうか、お互いが手を差し伸べられるのだろうか。もっと地域のつながりを深めていきたい。そのためにはまず地域の人達との話し合いからスタートしようと考えました。」
これだけのチャレンジを成し遂げようとした背景には、「人と人との『つながり』が薄くなっている」という、生徒会本部の先輩だった今泉さんの問題意識がありました。
その想いを引き継いで形にし、今後は製品化をしながら公民館やお祭りでいつでも使えるようにしていきたいと力強く語り、『松川カルタCreators』は堂々とした姿で発表を締めくくりました。
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