概要
第3回アクティブラーニングフォーラムの講演4、田原真人氏、古新舜氏による
「オンラインコミュニティによる学び」です。
田原 真人 氏 / オンライン教育プロデューサー/Facebookグループ「反転授業の研究」運営
早稲田大学大学院で自己組織化を研究した後、物理の予備校講師となり、河合塾などで10年以上教える。
2005年に物理ネット予備校(フィズヨビ)を立ち上げ、動画を使った学習に取り組む。『微積で楽しく高校物理が分かる本』など著書10冊。
2012年に反転授業と出会い、動画とリアルを結ぶことに大きな可能性を感じ、Facebookグループ「反転授業の研究」を立ち上げたところ、 3年間で3700人のコミュニティへと成長。フラットでオープンなコミュニティ運営により、様々な活動が自己組織化的に生まれている。
Web会議システムを使ったオンライン講座を定期的に開催し、新しい形の学びを生み出している。
古新 舜 氏 / 映画監督/コミュニケーションデザイナー/コスモボックス株式会社・代表取締役
早稲田大学理工学部応用物理学科卒業 同大学院国際情報通信研究科修了 デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科修了(DCM修士)
23歳から映画の業界に入り、埼玉県川口市SKIP CITYにてハイビジョンの映画制作を先駆的に習得。早稲田大学大学院に進学。
新作短編映画「洗濯機は僕らを回す」で長岡インディーズムービーコンペティション「グランプリ」、いばらきショートフィルム大賞「奨励賞」と、過去の作品含めのべ30以上の映画祭で受賞・入賞を果たしている。法務省主催の「人権シンポジウム」講演、週刊エコノミスト「問答無用」インタビュー、「『アクティブ・ラーニング』フォーラム2015」登壇などメディア出演や講演会活動を積極的に行うと共に、学生や社会人向けにコミュニケーション力を育む“映画×アクティブ・ラーニング”ワークショップ「シネマ・アクティブ・ラーニング」を全国で展開している。
田原 真人氏 アクティブ・ラーニングでは、「変化の激しい時代に生きる力」がテーマになっていると思います。「生きる力とは一体何だろう?」と、僕はよく考えます。
ある固定化した社会であれば、その中で有利になるスキルを身につけることが生きる力なのかもしれません。しかし、時代の変化が激しいと何が有利になるか分からず、「生きる力がどういうものかも分からない」というロジックも立つと思います。
僕は生物物理をやってきたので、「生きる力がなにか」というのは難しくとも、生きる力を弱める方法は結構はっきりしていると思っています。生きる力を奪う方法は簡単で、オリとエサであれば生きる力が奪われます。
農業で言えば工場型の植物栽培をして、水や栄養を完璧にコントロールすると野菜はできますが、そうした野菜は環境応答力がどんどん弱り、生き物としての生きる...
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プロフィール
古新 舜 先生
コスモボックス株式会社 代表取締役
映画監督、コミュニケーションデザイナー
早稲田大学理工学部応用物理学科卒業 同大学院国際情報通信研究科修了 デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科修了(DCM修士)
23歳から映画の業界に入り、埼玉県川口市SKIP CITYにてハイビジョンの映画制作を先駆的に習得。早稲田大学大学院に進学。
新作短編映画「洗濯機は僕らを回す」で長岡インディーズムービーコンペティション「グランプリ」、いばらきショートフィルム大賞「奨励賞」と、過去の作品含めのべ30以上の映画祭で受賞・入賞を果たしている。法務省主催の「人権シンポジウム」講演、週刊エコノミスト「問答無用」インタビュー、「『アクティブ・ラーニング』フォーラム2015」登壇などメディア出演や講演会活動を積極的に行うと共に、学生や社会人向けにコミュニケーション力を育む“映画×アクティブ・ラーニング”ワークショップ「シネマ・アクティブ・ラーニング」を全国で展開している。
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