高校:1年生、社会
単元:地理
学校名:茨城県立結城第一高等学校
先生名:澤幡泰広
授業の流れ:
6分:授業の説明
4分:小講義
18分:プリントの穴埋め、課題
9分:課題の解説
6分:復習テスト、丸つけ
2分:ペアワーク
5分:振り返り
授業を行う上での注意点や事前準備
○アクティブ・ラーニング型授業に慣れていないうちは、なかなか生徒も動き出しづらいため、毎回授業の目的や、授業後に「こうしてほしい」という想いや講評を伝える。
○アクティブ・ラーニング型授業に否定的な生徒がいても、グループ活動だけを見ているわけではなく、個々の頑張りも見ていることを伝え安心させる。
この動画から学べること
○グループワークの方法
・グループはいつも同じメンバーではなく、ランダムで席替えをして、普段話さないような仲間ともコミュニケーションを取れるようにする。
・ペアワーク時は、いきなり話をさせるのは難しいため、事前に用意した問題を出し合うという形から、少しずつコミュニケーションを取れるように誘導する。
○課題、問題の取り組み方(時間設定)
・制限時間を区切り取り組ませることで、生徒がその時間に何をすべきか明確にする。また、そのためにタイマーを用いて時間をより意識させやすい環境を整える。
・時間内に終わっていない生徒がいてもだらだら延長せず、1回区切って気持ちのリセットをさせる。
概要
どうすれば、50分間生徒を授業に向かわせられるのか。
1年前までの澤幡先生は、「聞く」「書く」が中心の一斉授業を展開されていました。
その頃は、「生徒が授業を最後まで聞く」ということに心を砕いていたそうです。
しかし、ある学校での授業見学をきっかけに授業スタイルを変え、今では、生徒たちが授業中に話をしていると、「うれしい」と感じたり、「安心感」を覚えるようになったそうです。
生徒たちの話の内容が、授業に関係のない話から、授業の内容についての話し合いや疑問提起などに変わったのです。
実際に生徒に話を聞くと、 「(最近)ちゃんと勉強しようっていう気持ちがわいてきました」「授業はメリハリがあって、楽しい」 と言います。
澤幡先生は、どのように授業を変えたのでしょうか?
ポイントは時間設定のルールにありました。
これまでの試行錯誤の中で、うまくいったこと、うまくいかなかったこと含めインタビューでお話しいただきました。
本動画はダイジェスト動画です。
動画音声テキストはございません。...
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