概要
なぜ、下村博文氏はアクティブ・ラーニングののろしを上げたのか?
元文部科学大臣の下村氏が、直接、先生方に語ります。
目の当たりにした欧米諸国と日本の教育の差。
10年後、20年後、日本の今の教育では失業者が町に溢れてしまう・・・。
そんな日本にならないために、今、教育を変える!
今回の学習指導要領の大幅変更を打ち出したご本人に、その背景をお話しいただきました!
下村 博文 氏 / 元文部科学大臣
昭和29年群馬県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。平成元年東京都議会議員に初当選。
自民党都連青年部長、都議会厚生文教委員会委員長などを歴任し2期7年を務め、 平成8年第41回衆議院総選挙において東京11区より初当選(現在7期目)。
9歳の時、父の突然の交通事故死により苦しい生活がはじまる。高校・大学を奨学金のおかげで卒業できた。 その間、多くの人々に助けられ「皆に恩返しを」という気持ちが高まる。また大学時代に交通遺児育英会の活動、 早稲田大学雄弁会の幹事長等を経験し、日本をリードしていく情熱あふれる人々との出会いにより、 自分の進むべき道は政治家であると確信する。
以来、その使命感が原動力となり、行き詰まった政治システムを再興し、 「教育改革を通して日本の再構築」を実現することを目標とし、 人の役に立つことが自分の人生の喜びであることを念頭に活動している。
自民党青年局長、法務大臣政務官、議院運営委員会理事議事進行係(第70代目)、 第二次小泉内閣の文部科学大臣政務官、自民党国対副委員長、内閣官房副長官を歴任。 自由民主党シャドウ・キャビネット文部科学大臣、自民党教育再生実行本部長を経て、 文部科学大臣、教育再生担当大臣、自由民主党総裁特別補佐兼特命担当副幹事長として活躍。
現在は自由民主党幹事長代行として活躍中。(公式プロフィールより)
私がアクティブ・ラーニングの中で参考になったことを申し上げたいと思います。一つはアメリカのチャーター・スクールを視察に行ったときです。ここで見てきたことは、今後日本でも取り入れるべきだと思いました。
地域の人たちや学校の先生、あるいは教育について意欲、関心を持っている人たちがチャーター受けて、普通の効率学校の経営していました。
アメリカではチャーター・スクールに通っている子どもの率は、学校の数でいえば5パーセントぐらいです。しかし人口では200万人ぐらいなのです。公立学校ではあるのですが、一見公立学校なのかチャーター・スクールなのか分からない学校の高校3年生のクラスに私は行ったのですね。
歴史教...
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
さらに表示する