'15年度 グランプリ「ハロー」高2・個人・信頼貯金チャレンジChallenge Cup 2015 グランプリ「ハロー」 [17分59秒]
概要
チャレンジカップとは、一般社団法人日本チャレンジ教育協会が主催する小学生~高校生を対象とした、「自分で決めた目標に挑戦する」大会です。
チャレンジカップ公式サイト
大会にエントリーした子ども達は、勉強であったり、スポーツであったり、地域貢献活動であったり、それぞれが挑戦したい分野で参加をしますが、半年後の目標を決めることが全員の参加条件。
その目標に対して、どれだけ本気で挑戦し、どれだけ成長できたかを全国の教育機関の専門家達が審査し、最終的には東京で開催される「グランプリ決定戦」で日本一を決めます。
このチャレンジカップに参加し、目標に向けて半年間一生懸命頑張るという経験を通じ、子ども達が素晴らしい成長を遂げています。
Find!アクティブラーナーはこのチャレンジカップを応援し、チャレンジャー達の過去の発表動画を公開しています。
同じ年代の子ども達には、間違いなく明日から一歩前に進む勇気や気づきを与える発表ばかりですので、ぜひ、生徒の皆さん、お子様にご覧いただいてください。
「ハロー」 発表概要
グランプリを受賞したのは、大学受験を控えた高校生。チャレンジカップをきっかけに、家族の手伝いをするチャレンジにエントリー。
「具体的なゴールを設定したほうが良い」と先生にアドバイスを受けた彼は、「5000回」という目標設定をしました。
毎日、手伝いをした回数を手帳に記録し続けるも、途中で「5000回」という回数は現実的な数字ではないことに気づきます。
半分の2500回にゴールを再設定した彼ですが、それでも1か月で500回、1日平均16回お手伝いをする計算になります。
6時半に起きて家族を起こすこと。
朝食を配膳したり、目玉焼きを作ったり。
布団をたたんで家の整理をしてから登校。
部活が終わって母親と合流して、一緒に買い物。
食後の皿洗いをして、洗濯をして、干して、さらに干してあった洗濯物をたたむ。
毎日22時までお手伝いをして、それから宿題をすると、毎日寝るのは24時。
毎日毎日、5か月間にわたってお手伝いを続けることは、容易ではありません。
しかし彼は「このチャレンジはただのお手伝いではない。自分の転換点になる、人生の選択の時なんだ」という思いで、自分に負けることなくやりきることができました。
結果は、2511回。
チャレンジを達成した彼は、こう変わったと言います。
「ありがとうと言われたい」という気持ちから「ありがとうと言いたい」という気持ちに変化をしたこと。
家族以外の人に対しても、「何か困っていることはないか」と考える意識が強くなったこと。
「おばあちゃん、たくさんの家事をしてくれてありがとう」
「おじいちゃん、僕たちの生活を支えてくれてありがとう」
「会場にいるお母さん、たくさん苦労かけてるけど、ここまで育ててくれてありがとう」
そんな彼の発表を聞いた会場の参加者からは「大人になって今でも、ちゃんと親に感謝したことはなかったな」「今すぐ妻に電話をして『ありがとう』って言ってみる」といった声が聞かれ、温かい気持ちで会場中が満たされました。
本動画には音声テキストはございません。...
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