大学:その他、社会
単元:地形学/自然科学
学校名:立正大学
先生名:小松陽介
授業の流れ:30分:講義(導入)
15分:実習・作業
15分:発表
20分:講義(発展)
10分:まとめと振り返り
授業を行う上での注意点や事前準備
○講義内容や目標を踏まえた質問となるように留意する。
○机間巡視で学生に積極的に声がけを行う。
○学生が安心して発言し、授業を受ける環境を整える。
○わかりやすさだけでなく、あえて考えさせるポイントを用意し、学生に疑問を持たせ話し合わせる。
この動画から学べること
○タブレットを使った双方向授業
100人規模の講義科目において、学生個々の解答をスクリーン上に投影し、学生の考え方や理解度を確認する。
○学生の意見や発言を促す工夫
良い解答は褒めて発言のモチベーションを向上させる。間違った解答に対しても、フォローした上で正しい知識を解説する。
○学生間の意見交換
話し合う内容を明確に伝えた上で、十分な時間を設けて意見交換させる。
概要
「ICTは導入したけど、使い方に悩んでいる…」
「もっと活用して、学生を積極的に学ばせたい…」
「教室にいる学生同士で、より刺激を与えあえる環境ができたら…」
でも…
「ICTを具体的にどう取り入れたらいいかわからない」
「授業中に、学生それぞれの意見を活用するのは難しい…」
そう思われた経験はありませんでしょうか?
実はそうしたお悩み…本作のICT活用事例で解決できます!
各校のICT担当者が抱える「導入しても浸透するか心配」という不安や、授業で活用したい先生方の「どう実践して学生の学びを活発化させるか」というお声まで。
今回は、そんなお悩みをお持ちの先生にぴったりの、立正大学における実践例をご紹介いたします!
■ICTの導入から浸透まで
立正大学では、大学教育再生加速プログラムでの採択をきっかけにタブレットを導入。
当初は、教員同士で「これからどうしようか」という状態から、「まずはお試しで使ってみて、感想を共有して、賛同いただける方から活用していきましょう」という形からスタートしました。
新しいものを導入した際は、つい全員で利用しなくてはと思い、全体での利用を考えがちですが、決して強制的でない段階的な取り入れ方により、立正大学では賛同者を増やし続けています。
ICTの活用方法も、教員によって様々。小松先生は、「教員も学生と同じで多様なもの」と捉え、その考えからなる自由度の高さが、無理なく学内に浸透できている理由の一つでもありました。
その他にも、小松先生のインタビューでは、ICT導入時に立ちはだかった壁と、導入後の先生方の変化に言及。さらに新しいシステムを導入した際のポイントとして、教員間の連携の重要性についても語られています。
■積極的な学びを実現する仕掛け
小松先生は、「100人いても、少人数の2,30人ぐらいの授業を受けているようなレスポンスができる授業」を目指し、ICTによる双方向授業を取り入れられました。
レスポンスの悪い授業では学びが深まらず、人数が多いことで周りに埋もれる学生が出てしまう…。
そんな状況を打破するために、先生自身が、一人ひとりの考えに対しコメント“しているかのような”仕組みづくりをICTにより実現!
相互のやり取りを生み出しつつ、さらに!学生の積極的な学びを引き出すための仕掛けも用意!中には、あえて間違っている意見を大々的に取り上げることも!
「学生に強制的な課題や宿題を与えなくとも、学生自ら勉強してくることが本当の意味でのアクティブ・ラーニング」と考え、授業が終わった後の休憩時間や食事時間でも、話題にしてもらえる授業を展開しています。
学生のやる気を引き出し、モチベーションを高めるポイント盛りだくさんのICT授業は必見です!
「もっと活用して、学生を積極的に学ばせたい…」
「教室にいる学生同士で、より刺激を与えあえる環境ができたら…」
でも…
「ICTを具体的にどう取り入れたらいいかわからない」
「授業中に、学生それぞれの意見を活用するのは難しい…」
そう思われた経験はありませんでしょうか?
実はそうしたお悩み…本作のICT活用事例で解決できます!
各校のICT担当者が抱える「導入しても浸透するか心配」という不安や、授業で活用したい先生方の「どう実践して学生の学びを活発化させるか」というお声まで。
今回は、そんなお悩みをお持ちの先生にぴったりの、立正大学における実践例をご紹介いたします!
■ICTの導入から浸透まで
立正大学では、大学教育再生加速プログラムでの採択をきっかけにタブレットを導入。
当初は、教員同士で「これからどうしようか」という状態から、「まずはお試しで使ってみて、感想を共有して、賛同いただける方から活用していきましょう」という形からスタートしました。
新しいものを導入した際は、つい全員で利用しなくてはと思い、全体での利用を考えがちですが、決して強制的でない段階的な取り入れ方により、立正大学では賛同者を増やし続けています。
ICTの活用方法も、教員によって様々。小松先生は、「教員も学生と同じで多様なもの」と捉え、その考えからなる自由度の高さが、無理なく学内に浸透できている理由の一つでもありました。
その他にも、小松先生のインタビューでは、ICT導入時に立ちはだかった壁と、導入後の先生方の変化に言及。さらに新しいシステムを導入した際のポイントとして、教員間の連携の重要性についても語られています。
■積極的な学びを実現する仕掛け
小松先生は、「100人いても、少人数の2,30人ぐらいの授業を受けているようなレスポンスができる授業」を目指し、ICTによる双方向授業を取り入れられました。
レスポンスの悪い授業では学びが深まらず、人数が多いことで周りに埋もれる学生が出てしまう…。
そんな状況を打破するために、先生自身が、一人ひとりの考えに対しコメント“しているかのような”仕組みづくりをICTにより実現!
相互のやり取りを生み出しつつ、さらに!学生の積極的な学びを引き出すための仕掛けも用意!中には、あえて間違っている意見を大々的に取り上げることも!
「学生に強制的な課題や宿題を与えなくとも、学生自ら勉強してくることが本当の意味でのアクティブ・ラーニング」と考え、授業が終わった後の休憩時間や食事時間でも、話題にしてもらえる授業を展開しています。
学生のやる気を引き出し、モチベーションを高めるポイント盛りだくさんのICT授業は必見です!
・学生の反応を見ながら授業を展開する
小松 陽介教授(以下、小松) 元々、タブレットを導入する前の授業では、リアクションペーパーという小さな白い紙を学生に配っておき、授業の途中、あるいは最後に小テストをしたり、感想、あるいは考え方やアイディアのようなものを書いたり、身近なものに例えたりすることに使っていました。
しかし、その方法ではやはり時間がかかってしまい、その場でみんなに「こんな答えもあったよ」と知らせることが難しいのです。次の授業にやったとしても、「先週、何やってたっけ?」となりますから、やはりリアルタイムにできることが、タブレットを使う上でとても良いことだと考えています。
私の中では、タブレットの授業をするために、特に欠かせない準備はありません。授業をしながら、学生の様子を見て、「今なら、この答え、この質問をする...
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