概要
教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは同志社国際学院初等部の荒谷 達彦 先生。プレゼンタイトルは『主体的なICT活用が児童を変えた』です。
<教育ICT実践プレゼンテーション>
■ ゲストスピーカー
荒谷 達彦 先生 (あらたに たつひこ)
同志社国際学院初等部
幼少期を海外で過ごし、同志社大学を卒業後、同志社国際学院初等部に7年間勤務。2014年度にiPadを導入後、ICT担当として授業実践や教員の支援を重ね、2018年度より4年生でiPad一人一台を開始。2017年度の6年生担任後、2018年度よりPYPコーディネーターに就任。2017年Apple Distinguished Educatorに認定。
■ プレゼン概要
『主体的なICT活用が児童を変えた』(前編)
前編では、実践当時の様子と主体的な活用への変更点の概要をお話しします。2014年度よりiPadを中心にICT活用を進め、児童の共有端末100台で運用してきました。教員が使う授業や使用するアプリを決めて行う、「教員主体の活用」が多い中、6年生を担任することになったのです。日頃から主体性を考える校風であるにもかかわらず、ICTの観点では実践できていないことに疑問を感じました。そこで、「6年生学年用にクラスにiPad10台を配置し、最小限のルールで自由に使用」「教育用SNSのEdmodoを活用し、学校外でもクラスのコミュニケーションが行える環境にする」「運用しているクラウドサービスやロイロノートの活用を増やし、児童と教員間、家庭と学校間のデータのやり取りをスムーズにする」という3点を軸に改革を行いました。
『主体的なICT活用が児童を変えた』(後編)
後編では、主体的な活用を行なった効果をお話しします。6年生学年用として各クラスにiPad10台を配置、教育用SNS「Edmodo」の活用、クラウドサービス活用の増加の3点を変更。これによって、児童自らの判断でアプリを使用し、活用の幅が広がったり、個々に生じる5~10分の空き時間をより有効的に活用したりするようになりました。また「Edmodo」の活用によって、クラス内のコミュニケーションが活発になり、情報モラルの観点でも考えが深まりました。クラウドサービスを積極的に活用したことで、複数の課題に対して学校と家での取り組みを分けるようになり、児童自身が自分に学習のペースを考えるようになっていきました。iPadがあることが当たり前で、学習に対して有効的であると気づいた子どもたちは、普段の学習で使う鉛筆やノートなどと同じ文具の感覚でiPadを使用することになりました。 <教育ICTなんでも3ミニッツ> 『教育現場で使えるiPadアプリ講座』 講師:小池 幸司 先生(教育ICTコンサルタント) 2011年3月、他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。NPO法人 iTeachers Academy 事務局長
<教育ICTなんでも3ミニッツ>
『教育現場で使える イチオシWebサイト紹介』
講師:栗谷 幸助 先生(デジタルハリウッド大学)
大学卒業後に流通業に就くが、在職中に“人と人とを繋ぐ道具”としてのWebの魅力に触れ、Web業界へ転身。WebデザインユニットでWebの企画・デザイン・サイト運営等を手掛けながら、各地で関連の講師を担当。デジタルハリウッドでは 専任講師として 専門スクールや大学・大学院にて Webデザインのスキルを幅広く伝えている。
『教育現場で使えるiPadアプリ講座』
講師:小池 幸司 先生(教育ICTコンサルタント)
2011年3月、他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。NPO法人 iTeachers Academy 事務局長
<動画提供>
教育 ICT を通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム“iTeachers”(アイ・ティーチャーズ)
iTeachers TVは毎週水曜日の夜に配信。ぜひ「チャンネル登録」の上、お楽しみください!!
http://www.iteachers.jp/
本動画に音声テキストはございません
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
さらに表示する