概要
教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは和歌山大学教育学部附属中学校の矢野 充博先生。プレゼンタイトルは『共有iPadから1人1台iPadへの学校の変化』です。
<教育ICT実践プレゼンテーション>
■ ゲストスピーカー
矢野 充博 先生 (やの みつひろ)
和歌山大学教育学部附属中学校 研究主任・ICT教育主任・1年理科
矢野 充博 先生 (やの みつひろ)
和歌山大学教育学部附属中学校 研究主任・ICT教育主任・1年理科
理科教諭(研究主任・ICT教育主任)。2006年より和歌山大学教育学部附属中学校に勤務。同校のiPad導入の整備、理科とiPad活用セミナー(Science Night Cafe)、各地でのサイエンスショーへの参加など多岐にわたり活躍している。授業では、Apple Bookを活用したジグソー学習の授業を進めている。iPhoneやDroneでの写真撮影に興味がある。Apple Distinguished Educator 2015、日本理科教育学会員
■ プレゼン概要
『共有iPadから1人1台iPadへの学校の変化』(前編)
前編では「共有iPadの具体的な授業例」をテーマに、生徒の協調性と創造力を育むための実践を紹介します。中学3年生の理科の単元に、「自然環境の保全」「科学技術と人間の生活」という大きなテーマがあります。この2つの単元を、教師はサポートに徹して、生徒主体でデジタルブックの制作を通して、学ばせる取り組みをしました。4人のチームにiPadを1台渡して、Webや教科書、資料集などで調べたことを、「Stop Motion Studio」などのアプリや、色画用紙といった具体物を自由に組み合わせてデジタルブックを制作。制作にあたって3つのポイントを意識して制作するように伝えました。「インタラクティブ性」「ストーリー」「学べる内容」の3点です。学年全体で36冊のブックを完成。お互いのブックを読み、良いところをほめ合い、次回に向けての課題を確認しました。今回のプレゼンでは、どのようにして、ブックを作成していったのかを解説します。
『共有iPadから1人1台iPadへの学校の変化』(後編)
後編では「1人1台に向けた学校の変化」をテーマにお話しします。本校では、2016年から108台のiPadを学校全体で共有して授業に活用しています。そして、2019年度から1人1台のiPadを各家庭で購入してもらい、これまで以上に積極的に授業で活用していく予定です。ここに至るまでの間に3つの段階がありました。1つは、共有iPadを使って生徒が使い方に慣れる段階。2つめは、多くの教師が使い方に慣れる段階。3つめは、1人1台iPadの本格準備の段階です。今回のプレゼンでは、本格的に準備を整えた2018年度の取り組みについて詳しくお話しします。
<教育ICTなんでも3ミニッツ>
『授業で使える!ツール活用講座』
講師:小酒井 正和 先生(玉川大学)
講師:小酒井 正和 先生(玉川大学)
玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科教授。博士(経営学)。専門は管理会計、IT マネジメント。1998年から青山学院大学でeラーニング授業開発プロジェクトに参加し、ビジネス演習コースの教材やITシステムの開発を担当。現在では、iPhoneやiPadを使った学生とのインタラクティブな授業を実践。
『バーチャルでカエルの観察』
講師:反田 任 先生(同志社中学校・高等学校)
講師:反田 任 先生(同志社中学校・高等学校)
EdTech Promotions Manager(ICT教育推進担当) 2014年度からOne to One での iPad 導入や Wi-Fi ネットワークの構築を進めてきた。担当教科は 「英語」。ICT を活用しながら、知識、語学力、思考力、コミュニケーション能力をつける発信型の英語教育をめざしている。Apple Distinguished Educator Class of 2015, Intel Teach マスターティーチャー
<動画提供>
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