概要
教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは香里ヌヴェール学院の江藤 由布先生。プレゼンタイトルは『ICT活用でもっと楽しくもっと楽に!創造的なアウトプットを前提とした英語の授業』です。
<教育ICT実践プレゼンテーション>
■ ゲストスピーカー
江藤 由布 先生 (えとう ゆう)
香里ヌヴェール学院 英語国際統括
一般社団法人オーガニックラーニング 代表理事
江藤 由布 先生 (えとう ゆう)
香里ヌヴェール学院 英語国際統括
一般社団法人オーガニックラーニング 代表理事
自分で人生の手綱を握って生きる人生の経営者を育てるEdupreneur(教育事業家)。生徒たちの思考を鍛え、自律的学習者を育てる英語授業を22年に渡り行う。自身は3歳から母親の独学による英語教育で育てられる。2018年度より現職。一般社団法人オーガニックラーニングではオンラインを中心に教員同士が刺激し合える場として独自の研修プログラムを作って来た。
■ プレゼン概要
『ICT活用でもっと楽しくもっと楽に!創造的なアウトプットを前提とした英語の授業』(前編)
『ICT活用でもっと楽しくもっと楽に!創造的なアウトプットを前提とした英語の授業』(前編)
前編では、シンキングツールを使ったエッセーラィティングで生徒の自己肯定感が上がった事例を紹介します。日本では年齢が上がれば上がるほど、空所補充や下線部の意味を問うなどの問題形式が多く、あまりアウトプットをさせない傾向にありますが、欧米では構造理解とアウトプットが主になります。日本のごく普通の高校生の授業に積極的にアウトプットを取り入れてみたところ、最初5行だったエッセーを大半の生徒が250語を超える語数で書けるようになりました。シンキングツールで構造を理解すること、アウトプットの型を叩き込むこと、リフレクションを重ねることで「自分もできるかもしれない」という変化が生徒に現れたことが大きな成果でした。ICT使用での創造的活動は、教科を超えて少しずつ広がり始めています。
『ICT活用でもっと楽しくもっと楽に!創造的なアウトプットを前提とした英語の授業』(後編)
後編では、「創造性を解放せよ!言語x音楽x身体表現で立体的に学ぶ」をテーマにお話しします。香里ヌヴェール学院では、2019年度より中学生のグローバルゼミという週2時間の授業で「Debate-Drama-Discussion」(3D)に取り組んでいます。外国人教諭が中心となってオールイングリッシュで行う授業ですが、身体表現が中心というのが特徴で、英語をテスト対策としてではなく、体を使って学んでいきます。1学期はドラマ、ポエトリー、レシテーションを縦割りで学んでいます。一方で、英語教諭向けワークショップでは、「GarageBand」を使い、ポエトリー(詩)とダンスを組み合わせた創作活動を行いました。中学生の授業でも今後iOSアプリを積極的に利用し、クリエィテイブな授業を展開していく予定です。
<教育ICTなんでも3ミニッツ>
『アシストクラスシリーズ 第5弾 AC Timer』
講師:亀井 英雄 さん(日本インフォメーション株式会社)
ペーパレス会議システム「スマートセッション」をはじめ、さまざまなソフトウェア開発を手がける日本インフォメーション株式会社にて、多くのシステム開発を行う。その後、採用活動に従事し、現在では新製品開発に取り組むNEXT事業部にて広報を中心に活動中。授業で役立つちょっと便利なツール群「ACシリーズ」をリリースするなど、教育現場の声を反映したiPadアプリ開発にも力を入れている。
『GarageBandのサンプラーを使ってみよう!』
講師:和田 一将 先生(東京成徳大学中学校)
2017年Apple Distinguished Educator 認定 。大学で異文化コミュニケーション学を専攻し、卒業後は横浜の私立高校で3年間教鞭を執った後、2012年から東京成徳大学中学・高等学校に英語科選任教諭として着任。国際交流や英語の授業などを通して、多様な価値観の中で活躍できる人材育成に取り組んでいる。
<動画提供>
教育 ICT を通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム“iTeachers”(アイ・ティーチャーズ)
iTeachers TVは毎週水曜日の夜に配信。ぜひ「チャンネル登録」の上、お楽しみください!!
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