『日本最北の高等支援学校でのICT活用』|加藤 章芳(北海道美深高等養護学校)|iTeachers TV 〜教育ICTの実践者たち〜【後編】『日本最北の高等支援学校でのICT活用』|加藤 章芳(北海道美深高等養護学校)|iTeachers TV 〜教育ICTの実践者たち〜
概要
教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは北海道美深高等養護学校の加藤章芳先生です。プレゼンタイトルは『日本最北の高等支援学校でのICT活用』。ぜひお楽しみください!
<教育ICT実践プレゼンテーション>
■ ゲストスピーカー
加藤 章芳 先生 (かとう あきよし)
北海道美深高等養護学校
赴任以来8年間、情報教育とネットワークを担当。令和元年度からは学校CIO(最高情報責任者)を務める。主にICT機器の導入や管理、校内のICT研修や教員のサポートに従事。「支援技術」としてのICT活用に力を入れている。Microsoft Innovative Educator Expert(2017-2022)、Google Certified Educator(Lv1&Lv2)、e-ATC(福祉情報技術コーディネータ3級)、ISF(情報セキュリティ初級)認定(2018)
■ プレゼン概要
『日本最北の高等支援学校でのICT活用』(前編)
北海道美深高等養護学校は、開校38年を迎える職業学科を設置する日本最北の高等支援学校です。職業学科を持つ特別支援学校の高等部のみの形が北海道独自の形態になります、前編では、設置学科や教育課程の紹介と、これまでのICT整備の状況についてお話しします。また、校務でのICT活用として、新学習指導要領に向けたプログラミング教育の研修会の実施。特別支援教育の情報交換のために道北3校(美深、稚内、小平)で実施している「Zoom」を使用した遠隔会議について紹介いたします。
『日本最北の高等支援学校でのICT活用』(後編)
高等支援学校では“働く”という動機付けやマナーの観点から、「ICTによる支援ツールが本当に必要なのか」という意見が強くありました。しかし、知的・発達障害の特性として、知識が断片的になりやすかったり、抽象的な表現の理解の難しさがあります。授業でのICT活用は、そうした認知の差を埋めるためのツールとしての役割があると考えています。また、プログラミング教育は、”プログラミング”という行為そのものの学習もさることながら、コミュニケーションや人間関係の形成を促す自立活動の指導にも繋がるのではないかと考えています。後編では、知的・発達障害を有する生徒たちに対して行ってきた実践を紹介。知識・技能を中心とする授業展開から、思考・判断・表現する力を育成するための授業へ移行していくためのツールとして、ICT活用やプログラミング教育の実践事例を共有させていただきます。
<教育ICTなんでも3ミニッツ>
『Google Workspaceを機能拡張「GWS Marketplace」』
講師:片岡 伸一 先生(千葉県立市川工業高等学校)
少年時代からPC6001やX1に触れ、PC98、DOS/Vを経て、大学の技術支援担当時よりHP200LX、Palm、Windows CE等の携帯端末の教育環境への導入を模索。iPadを発売日の翌週より授業に導入し、現在では、iPadとCloud環境を効果的に活用する校内システムを研究。専門は経営工学。AFP(日本FP協会認定)
『Keynoteのライブビデオを活用する』
講師:反田 任 先生(同志社中学校)
EdTech Promotions Manager(ICT教育推進担当) 2014年度からOne to One での iPad 導入や Wi-Fi ネットワークの構築を進めてきた。担当教科は 「英語」。ICTを活用しながら、知識、語学力、思考力、コミュニケーション能力をつける発信型の英語教育をめざしている。Apple Distinguished Educator Class of 2015, Intel Teach マスターティーチャー
<番組MC>
小酒井 正和 先生(玉川大学)
・コザカイ組だ!:玉川大学工学部 小酒井正和研究室ブログ
http://www.kozakai-lab.com/
小池 幸司 先生 (教育ICTコンサルタント)
・TDXラジオ公式ホームページ - 先生のためのインターネット情報局
https://www.tdx-radio.com
教育 ICT を通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム“iTeachers”(アイ・ティーチャーズ)
本動画に音声テキストはございません。...
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
さらに表示する