概要
新指導要領は、英語の先生方に対して「英語で授業をすることを基本とする」よう求めています。
とはいっても、これまでの日本語解説中心の英語授業をどのように、英語で行う授業にかえていけばよいのでしょうか?
実は私も少し前まで、日本語で解説する授業をしていました。
しかし、現在は試行錯誤の末、英語で生徒の活動を中心とする授業を行っています。
この講義では、私の体験を通じて英語の先生方がどのように最初の一歩を踏み出せばよいのかを解説いたします。
※こちらの映像についてはあくまでも先生方の学習用としてご提供いただきました。
そのため生徒もしくは学生に直接お見せすることはくれぐれもお控えください。
安河内 普段からLRを音で学習するということも大事なので、個人的には、この音を使った3種類の学習をやらせています。文法解説や全文和訳、単語集に関しても全てプリントで渡します。
万遍なく、全部解説しても、分かるところ分からないところが人によって違います。適宜ポイントで辞書を使わせますが、意味調べをやらせても時間の無駄ですので、そこは反転学習的な自己学習をさせます。授業はこのリピーティングで、テキストを見て、そして見ないで音読することを中心に進めていきます。
(音声の後をリピーティングする)
「Do you think」「Do you think」
「A cat can predict」「A cat can predict」
「a person's death?」「a person's death?」
「a cat」「a cat...
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プロフィール
安河内 哲也 先生
東進ハイスクール・ビジネススクール
東進グループにて、英語を25年間教え続けている。受験英語の在り方に疑問を唱え、実用英語を学ぶ重要性を主張してきた。(一財)実用英語推進機構の代表理事として、様々な公益活動を行う。文部科学省「英語教育の在り方に関する有識者会議」「東京都英語村に関する有識者会議」委員を務める。
2014年ICEE(国際コミュニケーション検定)優勝
(社)使える英語普及協会 理事
(一財)実用英語推進機構 代表理事
東進ハイスクール・東進ビジネスクールのネットワーク、及びTOEIC運営委員会や英語検定協会での講演活動を通じ、実用英語教育の普及活動をしている。
特に各種4技能試験の普及活動にも熱心に取り組んでいる。文部科学省の審議会において委員を務め、大学入試への4技能試験導入に向けて活動中。
教え子たちは、難関大学に多数合格するだけでなく、英語教育や国際交流、ビジネスの場で多く活躍している。
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