概要
学びの動機づけに繋がるキャリア教育プログラム『CAS PROGRAM』を紹介!社会人とのパネルディスカッション、個人ワーク、グループワークで、何のために働くのか?という問いに対する答えを探します。
緑ヶ丘女子高等学校のキャリア教育の取組みを取材いたしました。
『CAS PROGRAM』というキャリア教育プログラムを活用し、社会人とのパネルディスカッション、個人ワーク、グループワークを通して、生徒たちは「何のために働くのか?」という問いに対する自分なりの答えを探していきます。
パネルディスカッションでは、社会でイキイキと働く女性たちの、仕事のやりがいや高校時代の夢、今につながっている経験など、普段なかなか聞くことができない等身大の話に触れ、生徒たちの将来がより身近なものに変わっていきます。
キャリア教育、進路指導をご担当されている先生は、ぜひご覧ください。
CAS PROGRAMとは?
https://www.jtbbwt.com/education/service/solution/jh/domestic/career/cas/
CAS PROGRAMは、JTBとマイナビが共同で研究し、東京学芸大学監修のもとに開発をした、高等学校様向け(教育団体用)のキャリア教育プログラムです。(一部、大学も対象としています)
このプログラムは、イキイキ働く社会人とのパネルディスカッション(キャリア開発Ⅱ 約100分)を軸に、自己理解や自己発見(キャリア開発Ⅰ 約100分)と現実社会を知り、明日からすべきことを考える学習(キャリア開発Ⅲ 約100分)を個人ワークやグループワークを中心にして行います。
また、学習効果を高めるために、オリジナルワークブックとオリジナルスライドムービーを使い、公認ファシリテーターがスムーズ且つ効果的な進行をいたします。
CAS PROGRAMはよくある職業教育や職業調べではありません。何のために働くのか?という問いに対する答えを自分なりに探すことで、働く意義や必要性、どのような職業についたとしてもイキイキと働き、人生を前向きに歩んでいくためのヒントや気づきを与える、キャリア教育のど真ん中に位置するものです。
同時に、自己を理解し将来を能動的に考えることで自己成長欲求や知的関心事が高まり、学びの動機づけにつながります。CAS PROGRAMはそのような学びの動機づけに繋がるキャリア教育プログラムです。
Q.CASプログラムの感想
田口 尚紀先生(以下、田口) キャリアの軸を考えるというプログラムで、「自分は何のために働くか」「どういうことを社会貢献としてできるか」を考える内容になっています。自分が将来就きたい仕事を明確に持ち、仕事をやりたいもの、やりがいとして持ち続けられるものにしていくための基礎づくりとして、このプログラムが効果的だと思います。
やはり最初は正解を探しにいく姿勢があったかと思いますが、そこに対して色々な人の意見を聞いて話し合う中で、「人と違って良いんだ」と再認識できたのではないでしょうか。また、自分の将来を人に言いながら自分の目標を作り上げることができたと思います。
Q.CASプログラムと教育の相乗効果
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