自らをより良い方向へ導くために

岩崎　由純氏　「自分はこんな人間だ」という、ネガティブなラベルやレッテルを自分で勝手に貼ってしまっている、そんなことは子どもだけでなく、大人でもいるそうです。「私はこんなタイプです」と言っていると、本当にそうなっていきます。

例えば、「大事な場面でミスをするタイプなんですよね」と仰っている方、あるいは、「このホールにくると、いつもなぜだか池ポチャしてしまうんだよな」と仰っている方は、実は「自分でそういう場面になると、そういうことをする」と決めていることになるのだそうです。

「このホールに来るといつも池ポチャをする」と言った人は、また今日もしてしまいます。「大事な場面になるとコケちゃうんだよな」と言っている人は、大事な場面になると、コケなきゃいけないと、自分自身の60兆の細胞たちが、そう信...