概要
教育ICT実践プレゼンテーション、今回のスピーカーは国立仙台高等専門学校の武田 淳先生。プレゼンタイトルは『理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践』です。
<教育ICT実践プレゼンテーション>
<教育ICT実践プレゼンテーション>
■ ゲストスピーカー
武田 淳 先生 (たけだ じゅん)
国立仙台高等専門学校/総合工学科 教授
武田 淳 先生 (たけだ じゅん)
国立仙台高等専門学校/総合工学科 教授
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。県立高校を経て1994年から現任校。県立高校時代から職員室にPCを持ち込み「pen-palからkey-palへ」をモットーに海外姉妹校とのメール交換を活用した実践授業を展開、これが現在の諸活動の礎となった。2014年に反転授業を導入、現在はほぼ全ての授業を反転形式で実施している。自他共に認めるマック・フリーク。ADE class of 2019。
■ プレゼン概要
『理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践』(前編)
『理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践』(前編)
現任校の高等専門学校(高専)は理工系エンジニアの養成を目的とする高等教育機関であり、5年間の修業年限や理系教科重視のカリキュラムといったユニークな特徴をもちます。1年次から専門教科の指導が始まるため、英語や日本語等のいわゆる文系教科は実質授業時数が圧迫され、高校生用の教材では教育効果が低いと言えます。そこで、他高専の英語教員と共同監修で理工系学生に特化した教材を作成しました。この教材は「英語の教科書で新たな知見を得る」という従来のコンセプトとは全く異なり、「小中学校で既習の理系事象を英語で説明するとこうなる」という視点で編集されており、四則演算で始まり化学反応、自然エネルギーと展開していきます。
『理工系学生に特化した英文読解教材の開発と反転授業の実践』(後編)
授業は反転授業の手法で行います。作成・配布する資料は「パート毎の主な文法事項」「本文のmeaning phraseと文の構造」「本文訳」といった3種類の動画教材と「練習問題の解答・解説」の書類の計4種類で、これらを全て学内のLMSに掲載します。LMSは学内外のアクセスに対応しており、学生は校内はもちろん、学生寮や自宅、インターネットカフェ等からスマートフォンやタブレットを用いて資料を視聴し予習することができます。動画教材の作成にあたっては、「Keynote」の動画作成機能が向上し、ペンを使って手書き文字も入力できるようになったため、これのみで作成することが多くなりました。教室での対面授業では、ドリルを主体とした演習形式で行い、個別の質問や説明に対応しています。
<教育ICTなんでも3ミニッツ>
『Numbersで(ほぼ)無限メモ』
講師:品田 健 先生(聖徳学園中学・高等学校)
講師:品田 健 先生(聖徳学園中学・高等学校)
東京学芸大学教育学部B類国語科卒。Apple Distinguished Educator class of 2015。桜丘中学・高等学校で副校長,次世代教育開発担当参与としてICTの導入・活用を担当。2017年4月より聖徳学園中学・高等学校にてICT活用,STEAM教育開発を担当。
『教育現場で使えるiPadアプリ講座』
講師:小池 幸司 先生(教育ICTコンサルタント)
講師:小池 幸司 先生(教育ICTコンサルタント)
2011年3月、他の学習塾に先駆けてiPad導入を実現。教育現場におけるICTの導入・活用を推進すべく、講演や執筆活動を通じて自社のiPad導入事例やノウハウを発信。2013年3月にはiPad×教育をテーマにした初の実践的書籍「iPad教育活用 7つの秘訣」をプロデュース。NPO法人 iTeachers Academy 事務局長
<動画提供>
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