森　皆さん、こんにちは。トラストコーチングスクールの森真貴子です。今回は、コーチングスキルの1つでもある「承認」について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。皆さんは今、自分が一緒に働いている同僚、または学校でしたら、生徒一人ひとりに対して、「あなたのことをちゃんと見ているよ、気にかけているよ」というメッセージをどのような形で伝えているでしょうか？

「ちゃんと見ているよ」という言葉をそのまま伝えるのではなく、その気持ちを相手に伝えるには、実は様々な形があります。例えば、ただ「おはよう」と声をかけるのではなく、「誰々さん、おはよう」と声をかけてあげます。

洋服や髪型などの小さな変化に気づいて伝えてあげます。話しかけられるのを待つのではなく、「何か困っていることはない？」「手伝おうか」など、自分から話しかけます。何か仕事をお願いしてみたり、誕生日や大切な日を覚えておいて、お祝いの気持ちを伝えます。...