概要
「やる気のない生徒を励ましても、手ごたえがない…」
「言葉は通じているはずなのに、響かない…」
生徒と話をしていて、こんなことを感じることはないでしょうか。
先生の気持ちが生徒の心に届くためには、生徒の心が開いていることと、先生の気持ちが心に届く伝え方をされる必要がありますよね。
岡根芳樹氏のコミュニケーション・表現力講座・基礎編では、閉じている生徒の心の扉を開く3つのポイントを学び、実際に学校で起きている生徒と先生の会話を例にしてコミュニケーションを実践していきます。
・最近いらいらしている生徒。話を聞く時の失敗例とそのポイント
・転校生が独りぼっちでいる。声をかけて和ませようとするとき、どう声をかけるど?
・遅刻ばかりする生徒。自分から変わろと思ってもらえる叱り方とは?
など、会話劇をしながら解説します。
今回リリースするのは、全12回の講座の内、第1回~第4回までの[前編]です。
それぞれ10分以内の講座で基礎を学んでいきます。
1. コミュニケーションの目的と役割
2. コミュニケーションのレベル
3. 表現力とは?へぼコミュニケーターの特徴
4.心には扉がある
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[前編](閲覧中)
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[中編]
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[後編]
岡根 芳樹氏 今回は、コミュニケーションにおける「表現力」です。そして、「へぼコミュニケーター」の特徴です。「へぼコミュニケーター」は、造語です。コミュニケーションが上手、もしくは下手というわけではなく、相手に伝わりにくい人、一生懸命しゃべっているのに、相手に伝わらない人のことを指します。「分かるまでは行くんだけれども、相手の心に届かない。響かない」人たちのことをを「へぼコミュニケーター」と呼ぶことにします。
それに対して、「ちゃんと相手の心に響き、そして腑に落ち、相手の価値観を変えられる」人たちのことを「マスター・コミュニケーター」と呼ぶことにします。
それでは「表現力」ですが。コミュニケーションは、「言葉」で成り立っています。「言葉」がなければ、いくら「表現力」が上手でも、何を言っているかまるで分かりません。しかし今、「言葉」よりも重要視してほしいものは、「表現力」なのです。
...
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
さらに表示する