概要
教員は他の職業群に比べてストレスが高く、日常的なレジリエンス(逆境から立ち直る力)が必要とされる職業とも言われています。
レジリエンスとは、何でしょうか?
困難、失敗、ピンチ、逆境。
私たちは、このようなストレスにさらされる状況に置かれると、大なり小なり精神的なダメージを受けます。悲しくなったり、怒りの感情になったり、絶望的な気持ちになるかもしれません。そして、もう立ち直れないというふうに思うかもしれません。
しかし、私たちは少しずつ回復して、傷を抱えながらも前に進んでいきます。このような人間の持つ心の回復力をレジリエンスと呼んでいます。困難に負けない力、逆境に耐える力、立ち直る力とも言えるでしょう。
このレジリエンスを高めるために鍛えるべき4つの力と、その鍛え方を、ワークの実践をしながら解説します。
【講師】
足立 啓美 氏
ビジーン・アカデミー 代表
一般社団法人日本ポジティブ教育協会 代表理事
一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会
「レジリエンス力を醸成する仕組み作りWG」委員
《あなたも授業で実践しませんか?》
「レジリエンス教育」の授業実施資格が動画研修で取れる、「レジリエンス・トレーニング講座」の受講については下記ページをご確認ください。
https://find-activelearning.com/ec/2442
足立 啓美氏 こんにちは。一般社団法人 日本ポジティブ教育協会代表理事の足立啓美です。本日は、レジリエンスについてお伝えしたいと思います。日本ポジティブ教育協会は、一人一人が幸せにたくましく生きる力、子どもたちが意欲を持って学び続ける力を育むポジティブ教育の学校・家庭・地域における普及を行っています。
小学校から大学生まで、学校に訪問させていただき、レジリエンス教育に関するワークショップや研修を行っています。また教員研修やPTAの研修なども行っています。このようなレジリエンスをお伝えしている実践と、また多くの研究者の方々がレジリエンスについて研究してきた背景を、今日はお伝えしたいと思います。
また、皆さんのレジリエンスがアップするようなワークもいくつかご紹介したいと思いますので、挑戦してみてください。
本日の目次です。1つ目は、「レジリエンスとは?」、そして2つ目「...
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