概要
「やる気のない生徒を励ましても、手ごたえがない…」
「言葉は通じているはずなのに、響かない…」
生徒と話をしていて、こんなことを感じることはないでしょうか。
先生の気持ちが生徒の心に届くためには、生徒の心が開いていることと、先生の気持ちが心に届く伝え方をされる必要がありますよね。
岡根芳樹氏のコミュニケーション・表現力講座・基礎編では、閉じている生徒の心の扉を開く3つのポイントを学び、実際に学校で起きている生徒と先生の会話を例にしてコミュニケーションを実践していきます。
・最近いらいらしている生徒。話を聞く時の失敗例とそのポイント
・転校生が独りぼっちでいる。声をかけて和ませようとするとき、どう声をかけるど?
・遅刻ばかりする生徒。自分から変わろと思ってもらえる叱り方とは?
など、会話劇をしながら解説します。
今回リリースするのは、全12回の講座の内、第5 回~第9回までの[中編]です。
それぞれ10分以内の講座で基礎を学んでいきます。
5. 心が開くコミュニケーション1 「反応と表情」
6. 心が開くコミュニケーション2 「承認」
7. 心が開くコミュニケーション3 「安心と叱咤」
8. 心が開くコミュニケーション4 「反論と同調」
9. 心が開くコミュニケーション5 「命令から質問へ」
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[前編]
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[中編](閲覧中)
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[後編]
岡根 今回は心が開くコミュニケーションの第3弾です。先生の仕事の一つとして、指導したり、時には叱ったりということがとても大事なコミュニケーションになってきます。しかし、多くの人は叱り方を習った事はありませんよね。しかし、叱り方ひとつで、生徒の心に響くのか、頭では理解できるけれども、反発してしまうのかが変わってきてしまいます。
褒めることももちろん大事です。しかし、叱るという教育なくしては、やはり人は育たないとも思います。今回は、この「叱る」という点で一番大事なキーワードをお伝えしながら、進めていきたいと思います。
それでは今回も福井先生と佑弥君に登場してもらいます。今回の設定は、遅刻ばかりする生徒です。昨日も遅刻しました。昨日もさんざん言ったのです。「分かりました、分かりました。もう2度と遅刻はしません」と言って、また今日遅刻をしたという設定です。もう堪忍袋の緒が切れて、頭ごなしに叱ってください...
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