概要
講師:日本女子体育大学教授 宮本乙女
平成24年から中学校1,2年生で必修となったダンスの授業。
DVDを見せるだけで規制作品のコピーを生徒にさせてはいませんか?
中学校で28年間、保健体育科の教師経験を持つ宮本乙女さんによる「問いかけて引き出すダンスの授業作り」
何よりも生徒の目線に立った授業作りを題材例を用いて具体的に紹介しています。
後半では授業例として、なんと宮本さんが実際の学校でダンスの授業。
初めは恥ずかしそうにしていた生徒たちがグループワークでは1つの作品として演じることができるようになっています。
一見難しそうな1つの絵を題材としたダンスの創作。
ウォームアップからグループワークまで ダンスの授業を進めていくヒントが満載です。
宮本 乙女氏(以下、宮本) この講座は現代的なリズムのダンス、ロックのダンスで動く-止まるをします。決まった振りを先生が教えるのではなく、ビートをメリハリよく取ることを教えて、動きのヒントを与えた後は、生徒に工夫させてみましょう。
--宮本 ロックのリズムで動く止まるという授業をやります。今日の授業のダンスで大事なことは、ビートを刻んでメリハリがあるダンスをすることです。8ビートは聞いたことあります?どういうものか説明できる?
--女子生徒 8カウントあります。
--宮本 8カウント。そうそう。1234、5678と刻むことですね。では、やってみよう。せ~の。1234、5678。いいですね。上手ね。では16ビートはどういうのか知っている?
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