概要
ICT機器は使いません!全ての教科で実施できる、お金も専門知識も一切いらない、
誰でも出来るプログラミング教育とは? 教育最優先の町、茨城県古河市の取組みを紹介します
「プログラミング教育は、お金がかかる…!」
「コード入力など、難しそうで何から手をつけたらいいか……」
そう思われている方に、ぜひご覧いただきたい講演です。
茨城県古河市は、512億円の市の予算の内57億円が教育予算という、『教育最優先の町』です。その古河市の教育の特色と、プラグラミング教育についてお話いただきました。
特に、同市が全国に先駆けて行っている“誰でもできる”“特別な機器を一切使わない”アンプラグド (電源を使わない)で行うプログラミング教育は、一般的に「プログラミング教育」という言葉が持つ、「お金がかかる」「専門的で難しい」といったイメージを、ガラリと覆す、目から鱗の取組みです!
ぜひご覧ください。
※本講演は、ソラシティカンファレンスセンターで行われた講演『これで不安解消!誰でも出来る古河市のプログラミング教育とは』です。
森田 では、少しだけワークをやってみたいと思います。皆さんのお手元にあるパワーポイント資料の裏側に、「二等辺三角形のかき方」というものがあるので、そちらをご覧ください。「二等辺三角形の作図手順を5つの手順でまとめてみよう」とありますが、これは実際に授業で使っているものです。
子どもたちには5分で書かせています。先に1つ目の枠だけお知らせします。「定規を使って、8cmの辺イウを引く」を1つ目に入れてください。残りの4つを3分ぐらいで、言語化して埋めてみてください。
はい、ありがとうございました。この後が大事です。隣の人、あるいは3人で説明し合って、情報交換をしてください。よろしくお願いします。ここが協働的な学びです。
実際は何を使って何をするかがないと分からないですよね。例えば「コンパスで」「定規で」「引く」などとありますが、何を使って何をするかがしっかり説明できてい...
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