概要
「未来同窓会」で、生徒の夢が交差する!20年後の同窓会にクラス全員でタイムスリップし、近況報告をします。夢が叶った未来の教室で、生徒たちが見た世界とは? あらゆる先生方が取り入れ実践できる授業です。
元TBSキャスター、テレビ報道歴25年で、内閣広報室でも活躍されたジャーナリスト下村健一氏の出張特別授業「未来同窓会」を取材いたしました。
「今日は2037年11月20日、つまりちょうど20年後に今からみんなでタイムスリップします……」
20年後の同窓会で久しぶりに母校に集まり、近況報告をしあう場面を、クラス全員で演じます!
・今の職業は?
・これまでにどんな勉強をしたの?
・お互いの仕事で、何かコラボレーションできないかな?
・上手くいかなくて辛いとき、だれが支えてくれた?
下村氏のファシリテーションで生徒同士が活発に質問し合い、夢がどんどんリアリティを増していきます!
そして、お互いの夢を深めていくと、パン屋さんと音響の仕事、駅長さんとゲームクリエイター、一見、何のつながりも無いような職業も、実は、社会の中ではつながりがあることに気づいていきます。
あらゆる先生が実践できる、生徒の夢を具体化するキャリア教育授業です。
【授業後の生徒の感想】
「自分だけで何かを成し遂げているんじゃなくて、周りの人が関わってくれているからこそ、自分が成り立つということがわかりました。
同時に、自分も誰かのためになっているというだから、そういう関係性をいつも自分の中で意識して、誰かのために、ということを考えていかなきゃいけないと思いました。」
「鉄道会社の人とゲームクリエイターは、全然関係ないと思っていたけど、そういう人たちでさえ、実は深く関わっていることが分かって感動しました。」
「色々な仕事の関わりを知ったので、「協力してください」とか、積極的に言えるようにしていきたいと思いました。」
*生徒は夢を語るのが好きだと分かった テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
尾鼻 美子先生(以下、尾鼻) 未来を考えることで、こんなに子どもたちが楽しく時間を過ごせるのだと分かって、私としてもとても嬉しかったです。
「自分の夢を語ってください」と言われた時に、「なかなか最近は語れないな」と思っていたのですが、下村先生が授業をされ、子どもたちの生き生きしている顔を見て、「ああ、やっぱり子どもは夢を語るのが好きなんだな」と分かりました。
夢を語ることは幸せなことですので、これから授業や普段の生活の中など色々な場面で、子どもと話していきたいなと思いました。
子どもたちの夢が黒板に一つひとつ書かれていき、それが繋がった時の子どもたちの様子や、自分の思い描いていた夢が他の夢と繋がるところがすごいと思いました。
*友だちと繋がることに喜びを感じていたおすすめコメント
編集部おすすめコンテンツ
関連タグ
プロフィール
下村 健一 先生
元報道キャスター
TBSキャスターを中心に、テレビ報道現場歴25年。
その後、内閣広報室の中枢に転職し、2年半にわたり民主・自民の3政権で政府の情報発信に従事。
東京大学・慶應義塾大学・関西大学などの教壇を経て、現在は白鴎大学客員教授。
小学教科書(小5国語/光村)の執筆など、幅広い年代の子ども達のメディア・情報教育に携わる。
さらに表示する