概要
「アクティブで深い学びのデザイン」講座。第2週は「アクティブ・ラーニングに求められる教材」より、深い学びを実現するための教材、そしてその開発について、5つの視点から考察していきます!
大規模公開オンライン講座「gacco(ガッコ)」にて開講され、大好評を得た人気講座「アクティブで深い学びのデザイン」を、ついに当サイトでも公開!
講師には、大阪教育大学大学院 木原俊行教授、東京大学大学院 山内祐平教授、同 池尻良平特任講師をお招きし、アクティブ・ラーニングを通じて、学修者が深く考え学ぶための授業プランやカリキュラム作りのポイントを学んでいただけます。
第2週目の講義内容は以下の通りです。
「アクティブ・ラーニングに求められる教材」
1.「深い学び」の実現に資する教材開発
2.生活体験の教材化
3.地域社会の教材化
4.社会のリアルの教材化
5.ポップカルチャーの教材化
6.合科的・総合的な教材
全6週にわたる講義となっております。
アクティブ・ラーニングの定義や効果、教員の役割といった理論的なお話から、実践的なカリキュラムデザイン、教材の開発まで幅広く学んでいただける本講座。ぜひ、日々の指導にお役立てください!
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最高の講師陣の真剣講義。 最先端かつ現場最前線の知識を学ぶことができます。
講義は、ネットで受講しやすいよう、1本あたり10分程度で視聴可能。
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【「アクティブで深い学びのデザイン」講座 - 全6講義】
Week1)アクティブで深い学びとは
Week2)アクティブ・ラーニングに求められる教材
Week3)アクティブ・ラーニングとICT活用の接点
Week4)アクティブ・ラーニングのためのカリキュラム・マネジメント
Week5)教師自身のアクティブ・ラーニング
Week6)アクティブ・ラーニングの実践を持続的に発展させるために
木原 俊行氏(以下、木原) Week2のアクティブ・ラーニングに求められる教材の3つ目のユニットは地域社会の教材化です。子どもたちが住んでいる地域を教材として取り上げると、どんなよさが学びに出てくるでしょうか。これも具体的な事例から考えてみましょう。
まず最初は中学校3年生の数学の授業です。写真のように人口ピラミッドを扱っています。授業者は3つの地域の人口ピラミッドを、子どもたちに手渡しました。大都市のある区のもの、子どもたちが住んでいるある市のもの、山間部に位置づくある村のものと3種類の人口ピラミッドを比較検討させたのです。
子どもたちに手渡すときに、授業者はどれがどの地域のものかは言いませんでした。3つの人口ピラミッドの中から、自分たちの住んでいる市のものはどれだろうかと問いかけたのです。ある子どもは、小さい子どもたちのつまり幼稚園児...
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