概要
元・東芝代表取締役副社長、現・市川学園理事長/学園長 古賀正一氏へのインタビュー(管理職、若手リーダー向け)をお届けします。
<各回のインタビュー項目>
【1/3】
・経歴について
・建学の精神について
【2/3】
・学校の取り組みについて
・週休一日制について
・先生の評価について
【3/3】
・経営について
・資金面について
・将来の構想について
・私学で管理職を務める方々へメッセージ
・先生方に向けてメッセージ
・先生を目指す若者に向けてメッセージ
Q.経歴について
古賀 正一先生(以下、古賀) 私が生まれたのは1936年という戦争が始まる前ですが、ちょうどその1937年に私の父がこの学校を作りました。ですから、戦争の足音が始まった頃です。創立者である私の父が、本当に筋金入りの教育者で、母子家庭で、非常に貧乏な中から小学校の代用教員をして、英語の教師になり、そして大学も働きながら東京外語で英語を学び、東大の社会学を出たという人でした。
そしてロンドンに行って、英国のパブリックスクールという紳士の教育を見て、やはり教育は私学でなければ駄目だということで、無謀にも1937年、昭和12年にここに学校を設立しました。そのちょうど1年前に、そのような計画を立てて、そこから始まっているわけですが、学校で言えば、その創立した年、...
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