(中島博司氏)アクティブ・ラーニングを学力向上につなげる『AL指数』と『R80(アールエイティー)』アクティブ・ラーニングを学力向上につなげる『AL指数』と『R80(アールエイティー)』 [10分53秒]
概要
一番のアクティブ・ラーナーは校長先生!?
茨城県立並木中等教育学校の校長先生であり、 全国高等学校長協会教育課程研究委員長であり、そしてベストセラー『はじめる日本史』の著者でもあられる中島博司先生が登場!
アクティブ・ラーニングを研究する中で中島先生の中に芽生えた疑問。
・アクティブ・ラーニングが形だけになっていないか?
・アクティブ・ラーニング派と講義派の二項対立になってしまっていないか??
・アクティブ・ラーニングって学力向上に本当につながるの???
フォーラムでは、それらを解決するべく考え出された中島先生オリジナルの 〈AL指数〉と〈R80(アールエイティー)〉をご紹介いただきました。
「現場で困っていることに対する答が見つかりました。AL指数で気持ちが楽になりました」
(北海道 私立高校教諭 フォーラムアンケートより)
中島 博司 氏 / 茨城県立並木中等教育学校 校長
全国高等学校長協会 教育課程研究委員長・常務理事
1959年滋賀県大津市生まれ。茨城県立土浦一高、筑波大学人文学類卒業。専門は日本考古学・日本史。
若手教員時代に授業方法論を追究し、オリジナル「スーパー日本史ノート」等を開発。母校土浦一高で11年間教鞭をとっていた時、教え子がセンター試験日本史Bの平均点で3度日本一になる。
昨年4月に校長となり、今後の高校教育改革について、「アクティブ・ラーニング(AL)」「2つの新テスト」「次期学習指導要領」をテーマに研究をはじめる。昨年8月に一般社団法人アクティブ・ラーニング協会のメンバーと会って以来、アクティブラーナー(能動的学習者)としてALを広める活動を展開している。本年、「AL指数」と「R80(アールエイティー)」を考案し、「Find!アクティブ・ラーニング」サイトに、特別寄稿として掲載中。
本年4月に全国高等学校長協会の教育課程研究委員長に就任し、現在、AL等に関する全国調査について、集計・分析中である。また、校長通信「並木ドリーム」を作成し、学校ホームページに平日ほぼ毎日掲載している。
(主な著書)
『はじめる日本史 要点&演習』Z会出版社
『総合的学習で役立つ 調べてみよう地域・郷土』ぎょうせい <共著>
『高等学校 日本史B』清水書院 教科書 <共著>
『茨城県の歴史散歩』山川出版社<共著>
それではスライドをご覧ください。
まずアクティブ・ラーニングは文部科学省が2年ほど前から使い出しましたが、ついに短い定義、「主体的・対話的で深い学び」と作ってくれましたよね。
今年になって文科省が、もうズバリこう定義するようになったので、次期学習指導要領の審議のまとめ案の中でもこの言葉を使っています。これで答申も作られていくと思われます。
今アクティブ・ラーニング業界では、「深い学びとは何か」が問題になっています。この間の産業能率大学のセミナーでは、これについてパネルディスカッションをしていたりしましたが、私はあまり心配していません。
というのは、深い学びの反対はきっ...
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