(中島博司氏)アクティブ・ラーニングを学力向上につなげる『AL指数』と『R80(アールエイティー)』アクティブ・ラーニングを学力向上につなげる『AL指数』と『R80(アールエイティー)』 [6分39秒]
概要
一番のアクティブ・ラーナーは校長先生!?
茨城県立並木中等教育学校の校長先生であり、 全国高等学校長協会教育課程研究委員長であり、そしてベストセラー『はじめる日本史』の著者でもあられる中島博司先生が登場!
アクティブ・ラーニングを研究する中で中島先生の中に芽生えた疑問。
・アクティブ・ラーニングが形だけになっていないか?
・アクティブ・ラーニング派と講義派の二項対立になってしまっていないか??
・アクティブ・ラーニングって学力向上に本当につながるの???
フォーラムでは、それらを解決するべく考え出された中島先生オリジナルの 〈AL指数〉と〈R80(アールエイティー)〉をご紹介いただきました。
「現場で困っていることに対する答が見つかりました。AL指数で気持ちが楽になりました」
(北海道 私立高校教諭 フォーラムアンケートより)
中島 博司 氏 / 茨城県立並木中等教育学校 校長
全国高等学校長協会 教育課程研究委員長・常務理事
1959年滋賀県大津市生まれ。茨城県立土浦一高、筑波大学人文学類卒業。専門は日本考古学・日本史。
若手教員時代に授業方法論を追究し、オリジナル「スーパー日本史ノート」等を開発。母校土浦一高で11年間教鞭をとっていた時、教え子がセンター試験日本史Bの平均点で3度日本一になる。
昨年4月に校長となり、今後の高校教育改革について、「アクティブ・ラーニング(AL)」「2つの新テスト」「次期学習指導要領」をテーマに研究をはじめる。昨年8月に一般社団法人アクティブ・ラーニング協会のメンバーと会って以来、アクティブラーナー(能動的学習者)としてALを広める活動を展開している。本年、「AL指数」と「R80(アールエイティー)」を考案し、「Find!アクティブ・ラーニング」サイトに、特別寄稿として掲載中。
本年4月に全国高等学校長協会の教育課程研究委員長に就任し、現在、AL等に関する全国調査について、集計・分析中である。また、校長通信「並木ドリーム」を作成し、学校ホームページに平日ほぼ毎日掲載している。
(主な著書)
『はじめる日本史 要点&演習』Z会出版社
『総合的学習で役立つ 調べてみよう地域・郷土』ぎょうせい <共著>
『高等学校 日本史B』清水書院 教科書 <共著>
『茨城県の歴史散歩』山川出版社<共著>
並木中等教育学校の取り組みと、私の校長としての取り組みを紹介して最後にしたいと思います。本校は開校9年目の中高一貫校です。「Be a top learner」という校是が元々ありました。各年次4クラス、男女80名で決まっていて、大変高い進学実績を上げています。
ただ、この後もっともっと高い進学実績になる生徒たちが、今勉強しています。昨年よりALを始めているのですが、今年度より本格的になったのは、私が言ったからだと思います。SSH校、ICTやクロスカリキュラムもやっています。
毎月1週間「授業ちょっと見週間」というのがありまして、その週間の授業は自由にみんなで見ます。それからあまりハードルを高くしないで、全教員が年間1回以上事前に登録してAL公開授業をやります。
今日このAL公開授業の担当の先生が来てくれていますが、月の初めにエクセル表の横表に登録します。
そのときには「...
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