概要
第2回アクティブラーニングフォーラムの二日目講演6、松浦 克美 氏による
「学生の疑問・質問だけからつくるアクティブラーニング授業」です。
松浦 克美(まつうら かつみ)氏 / 現:アン・ランゲージ・スクール成増校校長/前:首都大学東京教授・高大連携室室長
参加者1 「だんだんと生徒が授業を組み立て始める」というお話でしたが、それはよい事だと思います。ですが、それについてあえて評価したり、コメントしたり、要するに次の授業もこのパターンでやっていこう、というようなお言葉を学生にかけますか。
松浦 どの授業かにもよりますが、先ほどご覧いただいた授業に関しては、最後5分ぐらいで小さな紙に、表には「自分がどういう質問をして、教員がどういう答えをしたか」をメモしてもらいます。
裏には「今日何がわかったか」と、「授業の中で何を自分が考えたか」と、「残った疑問は何か」という三項目を振り返りで書くことになっています。こういった授業の場合にはそれが評価の対象になっています。
ですので、それをちゃんと書けば評価の40%ほどになる形でやっています。最初は評価に使う意図はなか...
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