平本　「何やってんの？もうしょうがないわね。ダメじゃないの。高いビールなんだから」と多くの人が怒るのです。このことから、子どもが何学ぶかがポイントです。

子どもは、このことから「完璧にできないならば、やっちゃダメ」と学ぶのです。そして、この子どもが大人になると、100％自信がないと意見言わなくなります。怒ると、チャレンジしない子どもになるのです。

もう1つは、「何々ちゃん大丈夫？あっち行ってなさい。危ないから。ママが片付けるから。パパが片付けるから」です。これを親がすると、責任を取らない子どもになります。これが、会社だと、「部長、やっちゃいました。あとお願いします」「おまえがなんとかしろよと。俺のせいかみたいな」ことになってしまうのです。



「上の者が助けてくれるのが当たり前」と学んでしまうのです。アドラーは、「徹底的に自立と協力」を...