概要
子供たちの自尊感情に関する数値をわずかな期間で16%→53%に飛躍させ、学校のあらゆる問題を解決してきた八王子市立弐分方小学校校長の清水先生(現・八王子市立浅川小学校校長)が語る、学級運営とアクティブラーナー育成のキモ、『"S"PDCAサイクル』とは?
Find!アクティブラーナーではこれまでも同校の話し合い活動や縦割り班活動を取材させていただきましたが、今回は清水校長に「アクティブラーナーを育てる」という視点からの特別活動について、お話をいただきました。
・良い授業の3要素 「リズム」「プレッシャー」「愛」
・子どもたちをアクティブラーナーにする3要素 「みんな」「楽しい」「自分事」
・「工夫を楽しむ思考」×「話し合いの技術」×「やりきる力」=どんな課題も乗り越えられる!
・特別活動のコア「"S"PDCAサイクル」
などなど、子どもたちをアクティブラーナーに育てるためのキーワード、考え方、そして具体的指導方法をお伝えします!
小学校での実践事例ですが、講演を聞いた先生方は高校や専門学校など校種に関わらずみなさん「自分の指導に活かせそう!」とコメントされています。
生徒・児童をアクティブラーナーに育てたいすべての先生にご覧いただきたい講演です。
(来場者コメントの一部をご紹介します)
「SPDCAサイクルがとても分かりやすかったです。自分の学級経営に活かしていきたいです」
(千葉県 公立高校 教諭)
「特活の重要性を再確認できました。 コアを大切に、学校運営を見直して いきたいと思います」
(専門学校 教職員)
「アクティブラーニングという形ばかりに気を取られていましたが、先生のお話を聞いて、今までやってきたことがALだと感じ、すこし安心しました。ありがとうございました」
(東京都 私立高校教諭)
八王子市立弐分方小学校の各コンテンツはこちらからご覧いただけます。
アクティブラーナーを育むたてわり班活動(前編)
アクティブラーナーを育むたてわり班活動(後編)
学級活動(小1)男女の仲をもっと深めたい
学級活動(小4)掃除の仕方を工夫しよう
学級活動(小6)冬に風邪をひかないために
清水 そこでクイズをしましょう。究極のアクティブ・ラーニングは何かと言うと、小学生の場合はクイズをすることです。子どもはとにかくなぞなぞが大好きです。なぞなぞを出すと子どもたちは「う~ん」と悩むので、そこで「教えてあげようか?」と言うと、「待って待って。言わないで」と言います。さらに、「いやいや、ヒント出すよ」と言うと「いや、ヒントも出しちゃダメ。出したらダメ」となりますよね。
これは自分で正解にたどり着きたいからです。新しい映画を見る時、ストーリーの先の部分がどうなっているか言ってはダメなのと同じです。それは自分でたどり着きたいからです。自分で行きたいということが、アクティブ・ラーニングですから、そこで答えを教えてはダメですね。それはもう、1年生の子どもでも6年生の子どもまでもみんなクイズが大好きです。
さて、この後に漢字が出てきます。よく見てくださいね。この後に続く漢字は何かという三択問題で...
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
おすすめコメント
編集部おすすめコンテンツ
関連タグ
プロフィール
清水 弘美 先生
八王子市立浅川小学校校長
前・八王子市立弐分方小学校校長
1997年から本格的に特別活動を学び始める。
2012年、東京都八王子市立弐分方小学校校長着任、特別活動を軸にした教育活動を開始する。それにより、子どもの自尊感情を高め、学級崩壊のない学校づくりを実現。
2016年からモンゴル・エジプトなど各国の教育者が同校を視察に訪れ「特別活動」「日本型教育」のモデル校として新聞各紙で大きく紹介され、話題となっている。
・主な出演
NHK教育番組「エデュカチオ」に出演。
TBSインターネット番組「報道局、教育のキモ」に出演。
・主な著作 「特別活動でみんなと作る楽しい学校」小学館
「学芸会の指導」小学館
小学館教育技術、明治図書他多くの教育雑誌に執筆
教育新聞に平成29年6月から連載「特活脳で深い学び」全7回
さらに表示する