概要
「発電機を発明して、ゴールドをGetせよ!」授業をゲーム化したら、子どもたちが本気になった!ゴールとルールを明確にしてミッションクリアを目指すコンテスト型授業で、 創造性と探究力を育む理科授業
「ICT夢コンテスト2016」でNHK賞を受賞した、宝仙学園小学校の吉金佳能先生の新しい実践を取材しました。
この日の授業テーマは、「発電プロジェクト」。
与えられた4つのミッションをクリアするために、チームに分かれて発電の実験に取り組みます。実験が始まると、子どもたちはお互いに相談しながら、どうすればミッションをクリアできるか、発電機をどのように改良するか、チームで相談しながら真剣に取り組み始めました。
「グループワークでミッションをクリアする」という子どもたちの主体性と協働性を高める素晴らしい実践ですが、全員が本気になる授業を目指しているという吉金先生の授業には、今年度からさらなる工夫が加わりました。
それは、「宝仙ゴールド」という仮想通貨の導入。ミッションをクリアするともらうことができ、それを使って実験道具を購入することができます。この宝仙ゴールドの導入は、ミッションクリアのモチベーションだけでなく、子どもたち同士の相談の数が増え、実験の計画性を高めることにもつながったそうです。
創造性と協働性、そして探究力を育むコンテスト型理科授業、ぜひご覧ください。
【授業映像】
吉金 佳能先生(以下、吉金) OKです!
児童 いえーい!
吉金 濡れたけど、OKです!
~~~~~~~~~~
吉金 ああ~、これ、4人じゃないほうがいいんじゃない?だって、風の方向がバラバラじゃん。それだとさ…。
【先生インタビュー映像】
吉金 本当に知的好奇心旺盛で、調べれば分かることも一生懸命やろうとしますね。全員が本気になる授業というのは、なかなか難しいと思います。特に中高になってしまうと。だからこそ、今の段階でそういう経験をしてほしいと考えています。
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