概要
講師:Management Brain Associates 浅井正美
語学指導法は受講生の発達段階に応じて異なります。
特に低学年児童と高学年の指導では、中学生・高校生を指導することとは大きく異なり、言語能力と日本語能力の発達段階を重視して指導プランやアクティビティを工夫する必要があります。
また、現場の教師が苦労をしている、授業プランの立て方とその実例のご紹介。
英語ノート"Hi, friends"を利用したアクティビティの実際例をご紹介しています。
本講座ではこの視点から、低学年と高学年の学習者に有効な指導方法とその留意点を明確にし、実際に指導実例を示しながらその全体像をご理解いただけます。
浅井 正美先生 はい。それでは、実際の授業に移っていきましょう。皆さん、学校の先生ですから、まずはレッスンのプラン、指導案をお作りになると思います。ポイントとして、ALTの先生とホームルームの先生と2人の先生の活動を分けています。私のプランの主は、ホームルームの先生です。
「授業はALTの先生にお任せして、その後どうフォローするか」という考えは後にしていただいて、最初は、ホームルームの先生が「自分が教えるとしたら」という指導案を、まずお作りになってみてください。当たり前のことではあるのですが、やはり最も良い方法はホームルームの先生がきちっと英語を指導されることです。
また、もう一つのポイントは、「最終的に児童がどういう英語をマスターするか」ではなくて、「どのように児童が発言して行くのか」という視点で、生徒の発言も逐一指導案に書いて行かれるととても良いと思います。子どもたちの発言を導くために、先生...
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