概要
講師:Management Brain Associates 浅井正美
語学指導法は受講生の発達段階に応じて異なります。
特に低学年児童と高学年の指導では、中学生・高校生を指導することとは大きく異なり、言語能力と日本語能力の発達段階を重視して指導プランやアクティビティを工夫する必要があります。
また、現場の教師が苦労をしている、授業プランの立て方とその実例のご紹介。
英語ノート"Hi, friends"を利用したアクティビティの実際例をご紹介しています。
本講座ではこの視点から、低学年と高学年の学習者に有効な指導方法とその留意点を明確にし、実際に指導実例を示しながらその全体像をご理解いただけます。
浅井 正美先生 それでは「小学生だから」注意する指導についてお話をします。先ほどの要点は、日本人全体に言えることです。日本で英語を勉強する場合全てにおいてですから、中学生にも高校生にも言えることです。
「小学生だから」というのはどういうポイントか。小学生は低学年と高学年に大きく分かれますので、それぞれ異なる学習者と考えたほうが良いでしょう。「学びの違い」というものがあります。それを簡単にご説明したいと思います。
低学年は小学校1年生から3年生、高学年は4年生から6年生になります。どういう点が違うのか。
まず低学年の1番。「順序立てて物事を説明することを繰り返し練習し出来るようになる」、ポイントは繰り返すことで出来るようになるということです。単純なことをどんどん繰り返しているうちに自然と彼らは言葉を身につけていきます。皆さん、ご存じの通りだと思います。
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