概要
「やる気のない生徒を励ましても、手ごたえがない…」
「言葉は通じているはずなのに、響かない…」
生徒と話をしていて、こんなことを感じることはないでしょうか。
先生の気持ちが生徒の心に届くためには、生徒の心が開いていることと、先生の気持ちが心に届く伝え方をされる必要がありますよね。
岡根芳樹氏のコミュニケーション・表現力講座・基礎編では、閉じている生徒の心の扉を開く3つのポイントを学び、実際に学校で起きている生徒と先生の会話を例にしてコミュニケーションを実践していきます。
・最近いらいらしている生徒。話を聞く時の失敗例とそのポイント
・転校生が独りぼっちでいる。声をかけて和ませようとするとき、どう声をかけるど?
・遅刻ばかりする生徒。自分から変わろと思ってもらえる叱り方とは?
など、会話劇をしながら解説します。
今回リリースするのは、全12回の講座の内、第10回~第12回までの[後編]です。
それぞれ10分以内の講座で基礎を学んでいきます。
10.心に響く表現力1
11.心に響く表現力2
12.心に響く表現力3
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[前編]
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[中編]
SA式コミュニケーション・表現力講座・基礎編[後編](閲覧中)
岡根 芳樹氏(以下、岡根) 今回は、表現方法のパート2ですが、「表現力」と言えば、春夏秋冬のイメージでした。漠然と春夏秋冬を意識して会話をするだけでも、全然相手の心への響き方って変わってくるのですが、今回は、特に、「冬のエネルギー」を意識してみます。
「冬のエネルギー」の使い方により、本当に相手の心への響き具合、腑に落ち具合が、変わります。例えば、一対多数の場面で、相手を叱咤激励したいときです。ただ、淡々とした言葉だけで伝えるのと、表現のエネルギー、しかもこの「冬のエネルギー」を一番意識して上手に使いながら、相手を鼓舞したり、勇気づけたりすることには、大きな違いがあります。それでは実際に話してもらいます。
福井 みんな、どうしたの?明日の試合前に、そんな諦めちゃってたらもったいないじゃない。しっかりしなさいよ。ねえ?あんなに練習してきたんじゃない。できるって、あ...
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