概要
アクティブ・ラーニングの方が成績が上がる!その学術的研究に裏付けられたその根拠とは!?
クラス全員にICレコーダーをつけて、生徒の会話をすべて録音。
生徒同士でわからないところを聞き合い、教え合う『学び合い』の授業の中で交わされる会話を30人分、3か月分すべて聞いて分析しました。
気が遠くなるような分析作業ののちに判明した、生徒たちが勉強がわからなくなるその理由とは!?
「目からうろこが落ちるような講話でした。アクティブ・ラーニングの必要性がスッと降りたような気がします」
「伝説の西川先生のご講演、迫力がありました」
(フォーラムアンケートより)
西川 純 氏 / 上越教育大学教職大学院 教授
一般社団法人 アクティブ・ラーニング協会顧問
1959年東京生まれ。筑波大学生物学類卒業、同大学院(理科教育学)修了。
博士(学校教育学)。 臨床教科教育学会会長。
東京都八王子の都立富士森高等学校定時制の理科教師として、2年間の現場教師経験から、現在の講義での教え方、研究におけるスタンスを決定的に定める。
『学び合い』および『アクティブ・ラーニング』に関する著書多数あり。
現在は『学び合い』および『アクティブ・ラーニング』に関する第一人者として全国での講演および研修実績多数。
ではその原因が分かったときに、授業をどう改良したらいいでしょうか。先生方が、もしも一人一人に「分からないであろう言葉」の一つ一つの意味を教えるとしたら、いくつも問題がありますよ。
第一、子どもが分からない言葉は一人一人違います。ほぼ分かっている子どもに対してもいちいち全部を教えていたら時間のロスです。それに、子どもの文章の読み方も違いますから、「分からない」と分かる時間が違います。
私は理科の教師なので覚えているのですが、子どもは「分からなければいけない」と思わない限りは聞きません。
理科の実験のとき、教卓の前に集めて「みんな、この実験ではこういうことを注意してこういうことをやらなければいけないよ」と教卓の前で説明します。しかし、おまえ聞けというやつに限って聞いていません。その場面になって「先生分からない」「ばかやろう、何故聞いていなかったんだ」という話になるわけですよ。
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プロフィール
西川 純 先生
上越教育大学教育実践高度化専攻(教職大学院) 教授
1959年東京生まれ。筑波大学生物学類卒業、同大学院(理科教育学)修了。博士(学校教育学)。 臨床教科教育学会会長。上越教育大学教職大学院教授
東京都八王子の都立富士森高等学校定時制の理科教師として、2年間の現場教師経験から、現在の講義での教え方、研究におけるスタンスを決定的に定める。
『学び合い』および『アクティブ・ラーニング』に関する著書多数あり。
現在は『学び合い』および『アクティブ・ラーニング』に関する第一人者として全国での講演および研修実績多数。
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