概要
講師:Management Brain Associates 浅井正美
高校英語は中学英語を基盤として成立しますが、この2つには大きな違いがあります。
中学英語では日常に用いられる英語表現を学ぶことと、言語の基礎となる要素(音、文字、文型)を学ぶことが主眼となりますが、高校英語はその力の上に、読解や記述・筆記力をつけていくことが主眼となります。
言い換えれば、読解力と言語による発表力をつけることが高校英語の学習目的です。
この講座では、上記の目的を達成するための指導法として、多読・多聴によるインプットの指導方法と、スピーチなどを用いたアウトプットの指導方法を現場で即座に利用できるように構成しています。
浅井 正美先生 それでは実際の例ということで、受動態の指導について解説を加えながら見ていただこうと思います。受動態は中学校でも習っていますが、「英文法を英語で生徒が理解するにはどうしたらいいか?」ということで解説していきます。
今、皆さんの目の前には世界地図が出ています。生徒の学習習熟度に合わせて、まずは英語が少し苦手な生徒用に、基本形のパターンということでお伝えします。
高校1年生では英語が得意な生徒よりも、英語が苦手な生徒のほうが圧倒的に多くいます。高校生全体でも、英語が苦手な生徒というのは、やはり7割近くいます。そこを焦点にして説明していきます。
「英語で英...
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