概要
講師:Management Brain Associates 浅井正美
高校英語は中学英語を基盤として成立しますが、この2つには大きな違いがあります。
中学英語では日常に用いられる英語表現を学ぶことと、言語の基礎となる要素(音、文字、文型)を学ぶことが主眼となりますが、高校英語はその力の上に、読解や記述・筆記力をつけていくことが主眼となります。
言い換えれば、読解力と言語による発表力をつけることが高校英語の学習目的です。
この講座では、上記の目的を達成するための指導法として、多読・多聴によるインプットの指導方法と、スピーチなどを用いたアウトプットの指導方法を現場で即座に利用できるように構成しています。
浅井 正美先生 ここでは基盤となる文法効果について考えていきます。これは中学生のシリーズでもお伝えしているのですが、日本語と英語で大きく異なるのが、音と文字と、この「文法」です。
しかも文法というのは、広義の意味では文字も音も全部入ります。しかし、狭義の意味では「構文」という、統語論的に言うと、「語順で意味を決定する」英語と、「『てにをは』の明確な使い分けで意味を決定し、文の並びを変えられる」日本語とでは大きな違いがあります。
英語の基本構文を明確に教えていこうとすると、五文型やいろいろな文法が教科書に登場します。授業の中では、学習習熟度に合わせて、さらにシンプルにしてあげるやり方がいいと思います。
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