概要
講師:Management Brain Associates代表 中土井鉄信
あらゆるリスクに曝される現代において、学校もその例外ではありません。
子どもや教員が起こす事件、モンスターペアレンツへの対応など、
そうした不測の事態に直面した際、学校として何を考えどう対応すべきか、
リスクマネジメントが問われる時代ともいえます。
今回は、そのための備えとして役立つ、問題発見の仕方、対応方法、世間への情報公開の手順について、
気をつけるべきポイントや考え方を、具体的な事例とともにお伝えします。
中土井 鉄信氏 それでは、「問題発見」の部分に進みます。「問題発見」ということは、現状認識だけでは発見できません。「この現状があるべき姿からどう乖離しているか」ということに「問題発見」のポイントがあるわけです。
そのため、「あるべき姿の認識」を管理職の方々が持つことが非常に重要になってきます。この学校の年度方針、学校経営方針あると思います。「そこに近づいているのかな? 近づいていないのかな? 」というように、まずは考えることが重要です。
もう1つは、「仮説」です。あるべき姿を達成するための「仮説」を考えてください。「仮説」がなければ、軌道修正はできません。こう進んでいけば、こう...
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