概要
講師:Management Brain Associates代表 中土井鉄信
あらゆるリスクに曝される現代において、学校もその例外ではありません。
子どもや教員が起こす事件、モンスターペアレンツへの対応など、
そうした不測の事態に直面した際、学校として何を考えどう対応すべきか、
リスクマネジメントが問われる時代ともいえます。
今回は、そのための備えとして役立つ、問題発見の仕方、対応方法、世間への情報公開の手順について、
気をつけるべきポイントや考え方を、具体的な事例とともにお伝えします。
中土井 鉄信氏 昔は、学校、または教育現場に権威がありました。「学校の先生が言っていることだから、正しいだろう。学校が判断することだから、正しいだろう」という権威がありました。
今は、「学校の先生が言っていることだから、怪しいんじゃないか。学校の判断だから、社会的な判断とは違って、ちょっとおかしいんじゃないか」という先入観が、学校、教育の周りには、数多くあります。
その中で、適切な判断をしていくことが、学校の評価を、教員の評価を、教育の評価を上げていくことになると思います。是非、問題が起こった時に、「社会通念上だったらどうなのか。社会の一般企業だったらどういう対応をするのだろう」ということを考えてください。
そして是非、それを学びながら、リスクマネジメントをしてください。「一般企業だったら、こうだよな。一般社会だったらこういう判断だ」ということを知識として持ち、学校...
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