概要
オランダの教育について10年以上研究してきたリヒテルズ直子氏が、欧米諸国の多くで実践されているシチズンシップ(市民性)教育について、ご紹介します。
グローバル化、情報化社会の流れの中で、多様な価値観を持つ人同士が互いに尊重し合い、
共同し協力して生きていくために、相互理解や対立を解決する力を育むシチズンシップ教育。
オランダの小学校の約10%が取り入れている「ピースフルスクールプログラム」や、フィンランドで始まり、ヨーロッパ各国で普及しているいじめ対策プログラム「KIVA」など、代表的な教育プログラムをご紹介しながら、日本の学校でも取り入れられるエッセンスをご提案します。
リヒテルズ 直子氏 シチズンシップ教育は、恐らく教育現場の皆さんにとっては、最近かなり知られるようになってきたかもしれません。ですが、社会一般的には「シチズンシップって何だろう?」と、なかなかこれまでに経験のない分野かと思います。 テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
しかし現在のところ、オランダをはじめ、イギリス、フランス、ベルギーといった国々では、このシチズンシップ教育は大変注目され、中には義務化されているところもあります。オランダもその国の1つです。
今回は、このシチズンシップ教育について、行われるようになってきた社会的な背景やシチズンシップ教育とは何か?という点をお話しします。
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