概要
「自分にはできない…」そんな子ども達のものの見方を、「自分にもできる!」というものの見方に変えていくための授業です。世界的ベストセラー「7つの習慣®」の中から、その方法を学びます。
浜松開誠館中学校 永井靖校長先生の特別授業「7つの習慣J®」を取材いたしました。
本授業のテーマは「自分制限パラダイム」。
物事に対して「どうせ自分には無理……」と、思ってしまう原因は、失敗した経験を積み重ねることによって知らないうちに自分の中で出来上がっていく「パラダイム(ものの見方や考え方)」であることをクイズや演習を通じて気付かせていきます。
授業を終えた生徒たちは、
「苦手教科は、最初から『無理!』って言っちゃっていたんですけど
これからは無理と思う前に、一回やってみようと思います」
「部活でスタメンになることは無理じゃないか、と思っていたけど、チャレンジしてみます」
「今回の授業をきっかけに、色々前向きにとらえてみようと思いました」
と口々に感想を語ってくれました。
生徒達に、
「始める前から、『どうせ無理』と諦めないで欲しい」
「何事にも、前向きにチャレンジして欲しい」
とお感じの先生に、ぜひご覧いただきたい動画です。
※浜松開誠館中学校高等学校では、高校の1年次と2年次に、総合学習の授業として「7つの習慣J®」を実施しています。今回は、中学校3年生向けに特別授業として実施された授業を取材いたしました。
「7つの習慣J®」とは?
「7つの習慣J®」は、子ども達の主体性を高めることを目的とした授業プログラムです。世界的ベストセラー「7つの習慣®」を、日本の生徒・学生向けに教材化したもので、道徳教育、総合学習、キャリア教育の中で授業として行われています。
お問合せ先
株式会社FCEエデュケーション
Tel:03-5908-1400(代) Fax:03-5908-1401
http://www.fc-education.co.jp/
授業はオリジナルのパワーポイントスライドを使用し、ファシリテーターと呼ばれる資格認定を受けた教員が進行します。様々なゲームや演習、成功者の感動エピソードなどにより、子どもたちの「自ら変わりたい」と思う気持ちを引き出す内容になっています。
そして、目的を考え行動する主体的な考え方・習慣や、自分と考え方が異なる人とも協力し、新しい解決策を生み出していくために必要な考え方・習慣を、身につけることを目指します。
特徴的なのは、毎回授業の最後に生徒一人一人が決める「今週のチャレンジ」です。その日の授業テーマに沿ったチャレンジを設定し、次の授業までの一週間取り組む「気付き→行動→振り返り」のサイクルで、習慣化を促進します。
生徒達はこのチャレンジを通じた実体験を積み重ねることで、
・主体的に目標を設定し、優先順位を考える習慣(主体性、自立するための力)
・異なる意見を乗り越え、他者と相乗効果を発揮するための習慣(対話的な力、コミュニケーション能力)
を身に付けていきます。
また、勉強や部活動など「目に見える力」を伸ばしていくために必要な「目に見えない力」であるキー・コンピテンシーを育成していきます。
※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
※学校で授業を実施するには、特別な認定が必要です。
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株式会社FCEエデュケーション
Tel:03-5908-1400(代) Fax:03-5908-1401
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【授業映像】
永井 今から、あるエピソードというか、ある人の話を皆さんにお伝えしたいと思います。画面を見ながら読み上げたいと思うので、みんな、画面に注目をして、どんなことを思ったり、感じたりするかをぜひ聞いて読んでいってみてください。
<成績オール1でいじめられっ子の話>
「僕が自分を劣等生だとはっきり意識するようになったのは、小学生に上がったあたりでした」
~~~~~~~~~~
永井 彼はその後、大工見習いとして就職をしたと。そこでもいじめに遭っちゃうわけですよ。更に、両親と死別し、天涯孤独の身となってしまった。この少年、この後どんな生き方をすると思う?はい。ところが、なんですよ。
自分制限パラダイムを解除して、自分の可能性に挑戦するんですね...
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