概要
生徒の意識を活性化させ、向上する喜びを与える授業のポイントは「ぬいぐるみ」!?と「プリント学習」にあり!英語が苦手な生徒にも効果的な、授業実践の様子をお届けします!
今回、授業を担当されている金子先生の取り組みからは、生徒の意識を活性化させる「ぬいぐるみ」を用いた授業展開や、「プリント学習」で生徒のモチベーション(学ぶ意欲)を高めるアプローチ、また、その背景にある個々を重視した授業などについて解説していただいています。
特に、
・一人ひとり違うのに、全員に同じことをさせること自体、まず無理があること
・限りある授業時間の中で、全ての内容を教えることは難しいこと
こうした考えのもとに活用されている「プリント」には、
ただ練習問題を載せただけでない一工夫があります。
それは、掲載する問題を適切にレベル(段階)分けし、
生徒が自分のレベル(ペース)に合わせて学習できるようにしているという点です。
生徒自身が、自分でこなせるレベルの問題を確実に解き進めていくことで、
「できる」「段々と向上している」という喜びを得ながら、授業だけでなく、
家庭でも勉強したいと思わせる(モチベーションに繋がる)仕掛けがなされています。
どういった背景から、そのような取り組みをしていくようになったのか。
さらに、この授業方法が、英語が苦手な生徒たちにも向いているという理由についてもご紹介していきます!
※以下「資料ダウンロード」ボタンより、本時の学習指導案とプリントをダウンロードしていただけます
(資料のダウンロードは、会員の方のみ利用可能です)
【先生インタビュー映像】
<授業のねらい その1 -英文法を体験的に学ぶ->
金子 基本的には、これは文法を「理論で学ぶ」のではなく、「体験で学ぶ」ということになっています。そもそも英語というのは体験的に学ぶものであって、例えば、文法事項は、1つの文法が日常の生活でアットランダム、不規則に出てくるわけですよね。
不規則に出てくるものを体系化することは非常に難しいのですが、本当は不規則に与えられるものを、私が規則的、段階的に並べてしまうことで、「最も効率よく体験をする英文法」にするという狙いがあります。
【授業映像】
<プリント(1)>
金子 "was"...
女子生徒 "... was caught by Tom."
金子 That's right. "Jerry was caught by Tom.&qu...
テキストの続きを読むにはプランのアップグレードが必要です。
さらに表示する