中谷　彰宏氏　もし挫けた子がいたときに、先生も挫けていては駄目なのですが、実際は、先生も挫けてしまっているのだと思います。「一生懸命この子にいろいろとやってあげたのにこの子は挫けてしまった、なぜ？何回言ったらいいのだろう」とここで挫けては駄目なのです。

実際、ドラマなどではあり得ますが、1時間の中で生まれ変わることは現実では起こりえません。あれはドラマなので1時間で起こるのですが、実際にはどこまでも付き合うことが重要です。

教育は根気であり、これを試して駄目だったら別の形、これで駄目だったら別の形、これで駄目だったら別の形という中で続けていくことです。

よく先生から相談で、「もう言っても言っても、直してくれなくて疲れちゃいました」とありますが、これはやり方が間違っています。疲れないやり方で続けないといけません。ダイエットと一緒で疲れたらやめてしまうので、疲れないやり...