概要
あの「面接の達人」の著者中谷彰宏氏が語る、吉田松陰とアクティブ・ラーニングの関係とは!?
故郷の大阪府堺市で教育庁が運営する教師養成塾「堺・教師ゆめ塾」の塾頭を務めて10年。
毎年約200名の教員を育成してきた中谷彰宏氏が、教育を志す全ての人に向けて語ります。
中谷 彰宏氏(以下、中谷) 本を読めば、アクティブ・ラーニングはどの本にも載っていて、教育雑誌にも載っている言葉ですが、そもそもアクティブ・ラーニングという言葉が重複しているのです。馬に乗馬する、馬から落馬すると同じようなものです。
ラーニングは、そもそもアクティブなものです。つまり、今までとは何が違うかというと、今まではスタディーが学校の中であったこと、それがラーニングに変わってくるということです。
江戸時代の寺子屋や藩校はラーニングでしたが、明治以降の教育、それから戦後の教育になって急にスタディーに変わってしまい、ここでいろいろな不具合が起こってきているのです。
ではこのアクティブとラーニングは何なのか、スタディーとどこが違うのか。まず、ラーニングの要素には、「自発」「自立」「探求」の3つがあります。なので、大人でも勉強する時に、意外とスタディーしかやっていない...
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