概要
千代田区立麹町中学校校長、工藤勇一先生(現・横浜創英中学・高等学校)の独占インタビュー第2弾は「学校経営」です!独自の改革を推し進めるために、工藤校長が学内で行ってきた具体的な取り組みについて語ります。
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Q.先生に対して最上位の目的や目標をどのように伝えているか
工藤 勇一先生(以下、工藤) 経営はすごくシンプルに考えていて、2つのイメージを持っています。会社の経営も全く同じだと思うのですが、学校経営というのは結局トップダウンではダメなのです。全員が経営者に変わっていないといけません。つまり、全員が当事者に変わらなければいけないということです。
人の批判ばかりする人間ではなくて、起こりうる問題を自分たちで改善できる組織に変えていくためには全員を当事者に変えるのです。当事者に変えるためには、ある一つの事をやればいいわけです。
どういうことかというと、みんなに当事者になってもらうために、権限を与えてあげればいいわけです。創意工夫する権限を与えてあげればいいのですが、当然責任も負うことになります。権限を与えるだけだと、一般的に失敗します。なぜかというと、みんなが自分の価値...
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