概要
野望は世界?!生徒の成長にドキドキ!
生徒が教師を越えていく、ジグソー法を活用した演習授業
「はじめは、数学の偏差値を追うことだけをしていました。でもそれは結局、自分が失敗した道を生徒に押し付けていたんだということに気づいたんです」
数学の研究者になりたかったという郷地先生。
理学部数学科に進学して、そこで壁にぶつかったそうです。
高校までは数学が好きで得意だと思っていたのに、全然通用しない。
偏差値を乗り超えることしかできていなかったんだと、その時思ったそうです。
しかし、教師になってまた、偏差値だけを追っていることに気づき、それからずっと、自分が教えていることが彼らの人生の幸せや生きる力になっているのか、なっていないんじゃないかという思いがあったそうです。
そんな時に、外部の研修でアクティブ・ラーニング型の授業をしている先生に出会い、授業に対する考え方が180度変わりました。
先生が話しているときは下を向くな!手を止めて前を向け!と、押さえつけるような授業をしていたそうですが、「自分が主役じゃない。生徒が学ぶのをサポートするのが教師だ」と考えるようになりました。
授業に対する考え方が変わり、授業のスタイルが変わり、生徒が変わっていきました。
「先生、もっと良い解き方があるよ!」そんな風に挑戦してくる生徒も出てきたそうです。
予習の提出から始まる演習授業は、試行錯誤を重ねて今の形になりました。
ぜひ、実際の授業の様子とインタビューをご覧ください。
こちらの動画は全部で3セットございますので、ぜひ他の動画もご覧ください。
1.<内部進学上位クラス編>を見る
3.<高校入学者クラス編>を見る
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<演習授業の流れ①>
<予習提出:前の授業で、生徒が予習を提出する。つまづいているポイントや気になる箇所を先生がチェックする。>
≪授業前≫
【インタビュー映像】
郷地 倫秀先生(以下、郷地) 演習授業なので、予習というのをさせてます。生徒の躓いてるポイントだとか、気になるところっていうのをこちらはチェックしてます。最初はくじ引いてもらって、担当の問題を決めて、
他の人に説明できるようにしようっていうふうな形で、最初15分ぐらいの時間を取ってます。後半は、各別のグループの子たちが一人ずつ集まって、自分の担当の問題を説明する。出来るだけ嫌な突...
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