概要
文部科学省とともに、教育の国際化の切り札となる国際バカロレアの普及に取り組んでいらっしゃる国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員の坪谷・ニュウエル・郁子氏に、 国際バカロレアの概要、アクティブ・ラーニングとの関係とこれからの教師に求められる3つのことについてお話し頂きました。
※国際バカロレアは素晴らしい教育プログラムである一方、教員や生徒といった個人への財政的な負担が大きい部分があります。
そこで、坪谷氏が代表を務める 一般財団法人 世界で生きる教育推進支援財団 では、教員の育成・確保にかかる費用や、意欲のある生徒がご家庭の財政状況にかかわらず受けられるよう、ご家庭にかかる費用を支援しています。
会員を募集されていますので、ご関心のある方はこの下の「資料ダウンロード」から資料をダウンロードください。
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教育のグローバル・スタンダード“国際バカロレア”
その中で、世界中で爆発的に伸びている教育、それは「国際バカロレア」というプログラムです。この、国際バカロレアは1968年にスイスのジュネーブで設立された非営利教育機構です。その当時のジュネーブはたくさんの国際機関が集まっていました。したがって、一つの学校にたくさんの国籍の子どもがいる、そういった状況が生まれたのです。
高校3年生になると、どうしても大学受験、大学の入試というものと向き合わなくてはいけない。しかし、アメリカであれば、例えばSAT、イギリスであれば例えばAレベルといったふうに、それぞれの国が違った大学入学審査の方法をしておりました。
それではいけない。世界共通の成績証明書を作ろう。そして、今まで一国主義であったものを、世界平和に軸足を動かした教育を作ろう。この動きを受...
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