高校:2年生、その他(商業,ビジネスアイデア)
単元:ビジネスプランの発表
学校名:東京都立第一商業高等学校
先生名:重松友弥
授業の流れ:
3分:本時の説明
3分:本時の説明
17分:発表の振り返り
10分:ペイオフマトリクス
10分:発表・まとめ
(短縮時程のため40分授業)授業を行う上での注意点や事前準備
○学ぶ→考える→表現するの学習サイクルを1時間単位で繰り返すことができるよう指導している。
○生徒がいつも通り取り組めるよう、ワークシートの様式は統一している。
○1学期前半は消極的であったが、粘り強く指導すると取り組めるようになった。
この動画から学べること
○探究活動の組み立て方
指示をとにかく簡潔に行う。授業開きより一貫した授業スタイルを浸透させることで、探究活動の素地を確立できるよう努めた。ワークシートは本時で終わりでなく、次の学びに向かえるように配慮して作成した。
○思考ツール(フレームワーク)を活用した学習
単に思考ツールを学ぶのが目的ではなく、それを活用してどのようなことができるのかに重きを置き、インプットとアウトプットのメリハリをつけるよう努めた。
○発表活動や既習事項を振り返る方法
評価項目を簡潔にし、グループで共有しやすくした。
概要
東京都が、商業高校を対象に独自に進める新科目「ビジネスアイデア」!その旗振り役となった大林校長のもと、試行錯誤で創り上げる重松先生の授業を初公開!
検定の資格取得が中心となっていた商業高校。
「子どもたちのことを考えれば、もちろん資格は大事だが、この激変する社会の中ではどうしてもそれだけでは足りない 。」
そう語るのは、第一商業高等学校・大林誠校長です。
大林校長は、生徒たちがビジネスの現場に出た時に、
しっかりその役割を担える力を育てていきたいと考え、
ご自身も都の商業高校改革に関わり、すべての商業高校で履修することになった
「ビジネスアイデア」という科目を、自校から率先してスタートさせました。
そして、実際に「ビジネスアイデア」の授業を形にしていったのが、担当される重松先生です。
具体的な指導内容がほぼ決まっていない状態から試行錯誤を繰り返した結果、
なんと高校生が「ビジネスフレームワーク」を使い、
それを実際のビジネスアイデア作りに活かす取り組みを、独自に確立されました。
「ビジネスフレームワーク」といえば、コンサルタントなどビジネスマンがよく使うイメージですが、
重松先生は、以下書籍にあるフレームワークを、生徒や授業内容に合わせ適切に選び出し、
しっかりと生徒たちが“使えるツール”として身に付けさせていきました。
ただ知識として持つだけでなく、授業でビジネスアイデアを考える中で、
使いながら覚えていく実践的な取り組みに注目です!
3年後には、商業高校の授業の柱となりうる最先端の実践を、ぜひご覧ください!
<授業内で使われている参考書籍>
ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70
(株式会社アンド)|翔泳社の本|
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156910
▼本授業に関連する各種プリントは、以下よりダウンロードしていただけます!▼
※ダウンロードは文字コンテンツ・プレミアム・ダイヤモンド会員の方のみご利用いただけます
検定の資格取得が中心となっていた商業高校。
「子どもたちのことを考えれば、もちろん資格は大事だが、この激変する社会の中ではどうしてもそれだけでは足りない 。」
そう語るのは、第一商業高等学校・大林誠校長です。
大林校長は、生徒たちがビジネスの現場に出た時に、
しっかりその役割を担える力を育てていきたいと考え、
ご自身も都の商業高校改革に関わり、すべての商業高校で履修することになった
「ビジネスアイデア」という科目を、自校から率先してスタートさせました。
そして、実際に「ビジネスアイデア」の授業を形にしていったのが、担当される重松先生です。
具体的な指導内容がほぼ決まっていない状態から試行錯誤を繰り返した結果、
なんと高校生が「ビジネスフレームワーク」を使い、
それを実際のビジネスアイデア作りに活かす取り組みを、独自に確立されました。
「ビジネスフレームワーク」といえば、コンサルタントなどビジネスマンがよく使うイメージですが、
重松先生は、以下書籍にあるフレームワークを、生徒や授業内容に合わせ適切に選び出し、
しっかりと生徒たちが“使えるツール”として身に付けさせていきました。
ただ知識として持つだけでなく、授業でビジネスアイデアを考える中で、
使いながら覚えていく実践的な取り組みに注目です!
3年後には、商業高校の授業の柱となりうる最先端の実践を、ぜひご覧ください!
<授業内で使われている参考書籍>
ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70
(株式会社アンド)|翔泳社の本|
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156910
▼本授業に関連する各種プリントは、以下よりダウンロードしていただけます!▼
※ダウンロードは文字コンテンツ・プレミアム・ダイヤモンド会員の方のみご利用いただけます
Q.ビジネスアイデアという授業について
大林 誠校長先生(以下、大林) 東京都で独自に設定した科目になりまして、子どもたちに答えのない内容にチャレンジさせようというのがビジネスアイデアの授業です。
そもそも、これがどうして必要なのかというと、商業の中では検定の資格取得が非常に中心になっていて、子どもたちの将来のことを考えると、資格取得はとても有用なのですが、今の時代はそうではないですよね。
これからの時代に対応できるような力が求められているわけで、そのような力をどう身につけようかと言った時に、東京都の商業高校では、このビジネスアイデアを核にしようということになりました。
ですから、授業の中では、企業や地域など、様々なところからミッションをいただいて、そのミッションについて、子どもたちが高校生の目線で、そして商業を学んだ目線で解決策を考え...
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