概要
あの桐蔭学園の国語授業動画を公開!
ディベートよりも深い読解力と思考力が身につく『コラボベート』とは?!
神奈川県の桐蔭学園中学校・高等学校、松永和也先生の中学2年国語授業を公開スタートしました。
昨年度より京都大学高等教育研究開発推進センター教授の溝上慎一先生を教育顧問に迎え、全学を挙げてアクティブ・ラーニング型授業を導入している桐蔭学園。
公開授業には毎回多くの教育関係者が訪れ、取り組みが注目を集めています。
350人近い教員の中でも、特にアクティブ・ラーニングを推進する役割を担う松永先生は、今年、ディベートの進化形『コラボベート』を考案しました。
論理的思考力や批判力だけでなく協働性や対話的で深い学びの獲得も期待できる新しい国語授業の形をぜひ動画でご覧ください。
▼本授業に関連する各種プリントは、以下よりダウンロードしていただけます!▼
※ダウンロードは文字コンテンツ・プレミアム・ダイヤモンド会員の方のみご利用いただけます
Q.アクティブ・ラーニングを始めた経緯
松永 和也先生(以下、松永) 私が中学の時、まさに国語の授業で、毎回感想をその日の振り返りとして100字書かされていました。書かされていたという言い方は良くありませんが。
それを次の授業の冒頭で、いくつか面白いものを先生がピックアップしてプリントで紹介してくれていました。その中に自分の感想も載ったことがあって、先生に読まれた経験が嬉しくて楽しかったです。ポイントは、生徒の作品や意見をピックアップして授業に組み入れてくれていることでしたので、そのポイントを踏まえた授業を私もやろうと思って始めました。
私はアクティブ・ラーニングという言葉を知る前からこの授業をしていたのですが、よく考えたらそれはアクティブ・ラーニングに繋がるものだと思ったので、私には抵抗感がありませんでした。
Q.授業の中でアクティブ...
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プロフィール
松永 和也 先生
学校法人桐蔭学園 中学国語
早稲田大学大学院(文学研究科)卒業。近現代文芸批評を専門とする。桐蔭学園におけるAL×ICTの本格的導入を準備段階から「走りながら考え」続けている。2015年12月に行われた公開研究会では中学国語を担当。今後の教科の課題として、ALを軸とした3年間、6年間のカリキュラムの体系化、評価方法の確立、探究的な学習との連携を進めている。
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