概要
アクティブ・ラーニング=グループワーク?
大教室で実施することはできない?
特別な教育方法で、だれでも実践できるわけではない?
一方向的な講義を否定するもの?
知識の習得がおろそかになる?
アクティブ・ラーニングに関する5つの誤解を解説。
学生による道の駅でのレストラン運営や、広報費ゼロでプロ野球球場を満員にするプロジェクトなど、帝塚山大学の実践例もご紹介します。
※お役職は、撮影当時のものとなります
岩井 洋学長(以下、岩井) 皆さん、こんにちは。帝塚山大学の岩井です。本日は、アクティブ・ラーニングはそれほど怖くない、難しくないということについてお話をしたいと思います。
皆さんご存じのように、2020年の学習指導要領の改訂によって、アクティブ・ラーニングが非常に大きなウェイトを占めていると言われています。教育現場の皆様方は、アクティブ・ラーニングについて何らかの不安をお持ちだと思います。
まず、アクティブ・ラーニングという言葉についてですが、実は標準的な定義というものはなかなか見つかりませんので、あえてここで私なりに定義をさせて頂こうと思います。「一方向的な受動的な学習ではなく、教室の内外を問わず、学習者が自ら学ぼうとする、あらゆるタイプの能動的な学習」。
これをアクティブ・ラーニングと、ひとまず考えてみようということです。ここでいくつか、この定義の中にはポイン...
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