高校:1年、その他
単元:論文ワークショップ
学校名:東京都立科学技術高等学校
先生名:森田直之
授業の流れ:
15分:概要の説明
20分:論文の講読
15分:コメントの作成
15分:グループで議論
10分:見解としてまとめる
25分:エレベーターピッチで発表
授業を行う上での注意点や事前準備
○論文ワークショップの目的を明確にする。
○査読論文とは何か?などについて解説する。
○言いたいことを30秒でまとめて発表する意義の解説をする。
この動画から学べること
○探究活動における参考文献の学び方
本物の査読済み論文を用いることで、生徒のモチベーションを上げる。テーマは高校生でも経験しているような内容(中学校理科)を選ぶことで、よりわかりやすくなる。
○探究活動におけるワークショップの活性化の方法
ワークショップ中は、生徒が座らずに参加することで、役割分担が生まれず、全員参加ワークショップになる。
○ワークショップの展開方法
先生の声掛けは、主にタイムキーパーとしての役割を担う。
概要
“エレベーターピッチ”でプレゼンテーション力を伸ばす!
どの教科でも使える、グループワークで全員が積極的に参加するようになるシンプルな方法は必見です。
「科学技術探究」は、東京都立科学技術高等学校で平成29年度より始まった新しい科目です。グループワークを中心としたアクティブ・ラーニング形式の授業で、研究者が技術者を目指す生徒たちに必須の「技術者倫理」や「課題発見力・課題解決能力」を身につけます。
取材当日の授業は、「論文ワークショップ」。
実際の論文を読み、「採択される論文とはどんなものか?」をグループで検討し、30秒の“エレベーターピッチ”でプレゼンしていきます。
また、森田先生がグループワークに取り入れる生徒を全員積極的に参加される“ある工夫”は、どんな教科でも応用可能! それは、ワーク中は椅子に座らずに、立っているというシンプルな工夫です。
グループディスカッションで議論に加わらない生徒が出てきてしまう……
ワークがイマイチ盛り上がらない……
そんなお悩みをお持ちの先生はぜひお試しください。
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Q.授業を終えての感想
森田 直之先生(以下、森田) 前から言われていたので、僕はそんなに緊張していなかったのですが、生徒は普段より少しテンションが高いのかなという気はしました。
Q.高く出たんですね?
森田 そうですね。非日常的だったので楽しんでいたと思います。
Q.生徒は自分たちのことよりも、先生が違ったと。
森田 そうですか?
Q.髪型も服装も全然違うと。
森田 普段はパーカーなどを着て来るので、おそらくそう思ったのでしょう。しかし、そ...
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